「鯉よ。お前もか」

今日の天気 晴れ



[健康管理]
〇塩分摂取量の目安
塩分の摂取量の目安は1日10g以下です。
塩分を取りすぎますと 高血圧になりやすく、高血圧になりますと脳出血心不全をもたらし、動脈硬化を促進します。動脈硬化が進むと脳梗塞狭心症心筋梗塞を引き起こす危険性が高まります。さらに塩辛い食品の取りすぎは、胃がんを起こしやすくします。腎臓機能が不十分な時に塩分を取りすぎますと、体液量が増えてむくみ、腎臓の働きを悪化させます。


〇人間ドック
先日受診しました「人間ドック」の検査報告書が送られてきました。「医療アドバイス」欄に肥満症および内臓脂肪型肥満を認めます。肥満は生活習慣病である高血圧、糖尿病、脂質異常症動脈硬化疾患である脳梗塞心筋梗塞などの原因になります。また、動脈硬化の結果は、70代後半に相当し、動脈硬化の疑いがあります。と僕の人生は終わりだと言わんばかりの説明が書いてありました。


〇塩分と肥満
中高年の良さは、大体あと何年生きればいいという推測が可能になったことですが、これは無病息災の人のことで、病気になれば推測不能になることは確実です。できれば天寿を全うしたいと思って日々努力しているのですが、ままならぬ状態が続いています。


塩分の取りすぎによる病気と肥満が原因で引き起こす病気はほとんど同じです。肥満は見た目にはすぐわかり、毎日、体重計に乗れば結果はすぐにわかります。でも、エンブン10g以下と言ってもなかなかわかりません。この食品には塩分何グラム含まれているのかと一つ、一つ確認するのも面倒なことです。さらに一日の摂取量の累計を記憶することに自信がありません。


〇「鯉よ。お前もか」。
生きていくためには大好きな「塩鮭」・「カツオ梅」・「キムチ」断ちをしなければならないのかと思いますと死ぬよりつらい。塩鮭やカツオ梅を食べないで死ぬのか、食べて塩分を取りすぎ、その挙句死ぬのかと悶々として一夜を明かしました。悩みながらも肥満爺を解消するため公園を歩いてきました。

池に近づいたとき下の看板が目に入りました。驚きました。つい「鯉よ。お前もか」とつぶやいていました。

公園にいる鳥や鯉までも健康管理に関心を持つようになりました。人間もがんばらなくちゃ。