スマートフォン

今日の天気 晴れ


[スマートフォン(スマホ)人口が急増しています。2011年10月には、携帯電話の販売台数の7割がスマホになっている。
今では、若い男性だけでなく、女性、シニアなど幅広い層で使われるようになった。
人気の理由は、バソコン並の高機能を手軽に持ち歩けることにある]。


そんなこともあって、先日、初期高齢者(世間ではシニアに属します)の家内が携帯電話をスマホに変更したいと言い出しました。
変更したい理由が三つもあって
一つ目は携帯電話のバッテリーの調子が悪く頻繁に充電しなければならなくなったこと。
二つ目は、携帯電話の操作ボタンの一つが欠けて押しにくくなったこと。
三つ目は、携帯電話を買ってから何年も経っているので仕様も古くさくなったこと。
更に、時々電車で出掛けるが、乗客が持っているのはほとんどがスマホであり電車の中で携帯電話を出すことが恥ずかしいこと。等、等でした。


僕は家内に
『バッテリーの調子が悪ければ新しいのと交換したほうがスマホにするより安上がりであること。それと操作ボタンも交換すれば使い勝手が良くなること。三つ目は、携帯電話が古臭くなっても、通話もメールも携帯電話と全く同じであり、スマホでお話をしたら若い女性の声になるとか、メールが韓流スターのチャン・グンソクさんから頻繁に届くようになるというわけでもなく、今まで通り使い慣れた携帯電話が良いのではないか』と恐る、恐る言いました。


あなたのご意見は参考意見として聞いておきますと言いながら、僕の意見を全く無視してスマホに変更してしまいました。
家内は今まで携帯電話で電話とメールしかやっていませんでしたので、スマホの操作に苦労しているようです。スマホは高機能の携帯ですが、実際は超小型パソコン。オトウサン(僕の呼び名) はパソコンをやっているからスマホの操作は簡単だろうといろいろと聞きにきます。全くわかりません。

家内がスマホで早速娘に電話しました。そうしましたら「凄いね」とほめられるかと思いましたら「電池がすぐなくなるのに、よくそんな物を買ったね」と言われてショックを受けたようです。
確かに電池はすぐなくなり、毎日のように充電をしています。以前から会話の少ない夫婦ですが、家内は今はスマホに夢中でますます会話が少なくなっています。近き将来、夫婦間の会話は、家内のスマホと僕の携帯電話でのみやり取りする方法に替り、直接会話を交わすのはなくなってしまうのではないかと心配しています。そして、急がない場合はメールを利用するようになるのではないかとこれも心配しています。