とっても気になること

今日の天気 晴れ


寒さも峠を越して暖かくなりそうです。
今の時期、スーパーやコンビニではチョコレートを入り口付近の一番目につきやすい場所に山のように陳列してあります。
すぐにでも買って食べたいと思うのですが、バレンタインデーを間近にして男がチョコレートを買うなんてみっともないので我慢しています。
また、そのチョコレートが崩れ、運悪く板チョコの角に当たって死んだ。なんてことになったら男としてみっともないのでチョコレートには近づかないようにしています。
万が一、そんなことがあったら翌日の新聞に「無念、バレンタインデーを前に板チョコ直撃。前期高齢者死亡」なんてことになり、その記事を読んだ後期高齢者の方は「なんでこんな年になってチョコレートなんかで死ぬんかねぇ。今まで生きてきたのはなんだったのかね。運が悪い人だねぇ」という声が聞こえてきそうです。


2月14日はバレンタインデー。
バレンタインデーの歴史はローマ帝国の時代に遡ると言われています。ローマ帝国時代と言われても僕は生まれていなかったのでいつ頃なのかわかりませんが、相当古くからあったようです。この日は恋人たちの愛の誓いの日とされ、世界各地で様々な祝い方があるようです。
日本にバレンタインデー定着したのは昭和50年代前半の頃で、女性が男性に親愛の情を込めてチョコレートを贈与するという方法が普及しました。それが現在まで続いているのです。


今日の話題はバレンタインデーの歴史についてお話をすることではなく、毎年、バレンタインデーになるととっても気になることがあり、それについて書いてみようと思います。


日本にバレンタインデーが定着する昭和50年頃と言えば僕が30歳代で、仕事をバリバリやって前途を嘱望される好青年でした。(それがどこでどう間違ってしまったのか、退職日の数日前に気がついたのですがもうどうすることもできませんでした)
そんなことでバレンタインデーには女性から山ほどのチョコレートを頂戴したものです。
ですが、そのお返しである「ホワイトデー」には大変苦労しました。一人でもお返しのチョコレートを漏らしたら、翌年のバレンタインデーにはチョコレートをもらえなくなるからです。若い時は仕事にも私的なことにも何かと気を使ったものです。
しかし、無常なことに加齢とともにチョコレートの数は減っていきました。
退職時のその年のバレンタインデーには、家内からのたった1個だけでした。
それもほとんど家内が食べてしまい、僕がたべるのはホンの少しです。


そうそう、気になることを書かなくちゃ。
お店では山積みされているチョコレート。バレンタインデーまですべてが売れると思わないのですが、売れ残ったらどうするのかとても気になります。
1店舗にこんなにたくさんあるチョコレート。日本全国でどのくらいの量が売れ残るのか、とっても気になります。


高齢化とともに気になることが変わってきます。
若い時はチョコレートの貰える数が気になったものですが、今は「チョコレートが売れ残ったらどうするのか」が気になります。やはり年のせいでしょうか。



(袖ケ浦公園・白梅「田毎の月)」