パソコンそしてインターネット

今日の天気 曇り

朝からどんよりと曇っています。時たま薄日が差す場合もあります。「今日は公園を歩かないの?」って、もう一人の僕が囁いています。風が吹いては歩くのをためらうし、曇っては
いろいろと理由をくっつけて歩かないし、寒かったら風邪をひいたような素振りをして歩くのをやめて家でゴロゴロしているし「いつ、歩くんだ」といつももう一人の僕が怒っています。



それはそれとして今日は別な話題です。
「インターネット」についてです。いつものと違って僕にとっては高度な話題です。
2月9日付けの読売新聞に載っていましたが、今やインターネットは、パソコン、携帯電話で利用している人は52%もいるんだそうです。そして今後利用したいと思っている人は15%で、インターネットへの関心は高まるばかりです。
利用したいと思わないという人は33%います。利用したいと思わない理由にはいろいろとあると思いますが、インターネットの便利さがわかってくれば減少してくるんじゃないでしょうか。


利用している人の年代別を見ますと
20歳代が圧倒的に多く91%で、年代が高まるにつれて減ってきますが僕の年代60歳代は18%、70歳以上は11%。
なんかわかるような気がします。
パソコンが身近になったのは今から12年前の1995年、Windows95が発売になってからです。で、今の年齢が60歳代の人はそのころは40歳代の終わりから50歳代です。「パソコンは若い人がやるもんだ。手書きの方がよっぽど早い」なんて言っていた年代です。
パソコンが身近になったとは言え、まだ、一人一台の時代ではありませんでしたので、パソコンを使わなくてもなんとか生きながらえた時代です。
そのうち、パソコンが普及して一人一台のときがやってきました。それでも「手書きの方が早い」と言っていたのは今の60歳代の人たちです。確かにこの年代ですと「手書き」の方がパソコンを使うより早かったし、正確でした。若い人にとっては「オジサンやオバサン」に教えるより、自分でやった方が早いと思ったのも事実です。


そんなパソコン時代を何にもしないで乗り切り、気がついたらハイ定年。
家では何もすることがないからテレビばかり見てごろ寝ばかり。配偶者からは「テレビばかり見て何かすることがないの」とののしられてもやることがありません。
暇で死にそうになって初めて「パソコン」でもやってみようかと思ったら、誰も教えてくれる人はいません。会社にいる時、やっておけばよかったと思っても後のまつりです。
だからと言って今更パソコン教室にいくのも億劫です。
そんなときに「あなたはパソコンや携帯電話でインターネットをやっていますか」というアンケート用紙が配られてきました。
「エエイッ、面倒なアンケート」だと思って、癪にさわるから「インターネットは利用したいとも思わない」というところに丸印をつけてしまえ。ってな人も多いと思います。
60歳代でインターネットを「利用したいとも思わない」人は約60%。


ちなみに僕がパソコンをやりだしたきっかけは50歳代の初めで、転勤していった先で若い前任者から引き継ぎを受けた時、「引き継ぎ事項はすべてフロッピィデスクに入れてあるからあとはよろしく。ハイさよなら」と言われ、その日から、電源はどこだ、フロッピィデスクを入れるところはどこだということから、パソコンとのお付き合いが始まりました。


何十年後、現在20歳代の人が60歳代になったころ、インターネットを利用している人は100%になるでしょうね。何故かって。利用率の悪い60歳代以上の人がこの世からいなくなるからです。そうしますとアンケートを取る必要もなくなってしまいます。
そういえば、僕のところにこのアンケートが送られてこなかったなぁ。来ていたら60歳代のインターネットの利用率が少し高くなっていたのに。