竜巻

今日の天気 晴れ


昨日の天気が一転してさわやかな天気になりました。青空がまぶしいほどの天気です。


昨日、風が強く台風並みの強さでした。そんな中で北海道の佐呂間町で竜巻が発生して9人が亡くなりました。お気の毒です。亡くなった方は働き盛りの若い人たちばかり。一瞬のうちの出来事で、避難することもできなかっのでしょう。本当に残念です。竜巻の予報は科学が進んでいる現在でも難しいとのことですが、もっともっと力を入れて研究してもらいたいものです。事件・事故が起きたときに必ずと言ってよいほど、新聞、テレビに出てくる解説者、または「何とかに詳しい人」の話が出てきます。今度も新聞に出ていました。その内容は「自宅を補強するなど日ごろからできることはやっておく必要があります。竜巻をみたら、鉄筋コンクリート造りの屋内や、地下室に逃げること」。一瞬の出来事にこんなことができますか。この解説を読んで空しく思いました。わかりきったことを書いており、今回の一瞬の出来事に対しての解説にはなっていないじゃないですか。


数年前の天気の良い日でした。池の辺りを歩いていましたら「バン」という大きな音にびっくり仰天しました。何事が起きたのかと思いましたら、竜巻が発生したのです。その竜巻は自分たちに向かってきました。竜巻の大きさは数十センチメートルぐらいで、高さも数メートルでした。こんな小さな竜巻でしたが恐ろしさに腰が抜けた思いをしました。お陰でこの竜巻は自分たちの横を通り過ぎて、しばらく経って消滅してしまいました。


佐呂間町の竜巻は最大幅100メートル、長さ800メートルにわたって家屋を倒壊し、電柱を倒し、その地域を一瞬にして廃虚に変えてしまったのです。
そして9人の命を奪ってしまったのですからどんなに恐ろしかったことでしょう。小さな竜巻でさえ、腰の抜けるほどの恐怖感があったのですから佐呂間町の竜巻の恐怖感は想像に絶するところがあります。一日も早い復旧を願っています。そして亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。