ガチョウの産卵

今日の天気 曇り一時雨


近頃の天気は変わりやすいですね。でも、明日からしばらく晴天が続きそうです。
ゴールデンウイークに入り、道路は大変渋滞しているようです。この渋滞の中、皆何処に行くのでしょうか。
「いいなぁ。行くところがあって」。


ゴールデンウイークだからといって特に行くところもないので、今日もいつもの通り公園に行ってきました。道路はガラガラ、スイスイと行くことが出来ました。
風がなく、木々も静かです。若葉が生えてきたせいでしょうか。公園が狭く感じます。


ガチョウが泳いでいます。4羽です。あれ、どうしたのでしょうか。いつもなら11羽の集団で泳いでいるのですが。残り7羽の姿が全く見えません。
池の周りを半周した時に4羽のガチョウを見つけることが出来ました。先に見た4羽とは別行動です。それにしてもまだ3羽がいません。もしかしたらと不安が横切りました。
人間に「鴨南蛮」にされて食べられてしまったのかと思ったのですが、いくらなんでも「鴨」と「ガチョウ」とは間違うはずはないとその不安を打ち消しました。
それに人間がガチョウに近づくと「ギャー、ギャー」と鳴いて、うるさくてこちらが泣きたくなるくらいです。
それじゃこれも集団でたむろしているネコに襲われたのかとも思いましたが、「ネコの集団」と「ガチョウ集団」は「この公園で生きて行くための約束11カ条」という法律に調印したということもあり、ネコがガチョウを襲うことはないと思いました。
この法律に違反した場合、直ちに公園を管理するオジサンに連絡が行き、連絡を受けたオジサンは直ちに公園を管轄する保健所に連絡をし、連絡を受けた保健所は直ちに別のオジサンを公園に行かせ、そのオジサンは直ちに違反した集団を逮捕するというかなり厳しい法律です。この体勢は24時間制です。ですから、今までこの集団間で争いは一度も起きていないのです。



池を一周した時、残りの3羽を発見しました。岩陰にいたのです。
「な〜んだ、暇だからかくれんぼしていたんだ」と思いました。
でも、少し様子がおかしい。「もしかしたら」と思い近づいてみました。
案の定、3羽は卵を抱いていました。ガチョウの1羽の巣には入りきれないほどの卵がありました。何で1羽で抱えきれないほど産卵したのか分りません。
毎年のことですが、産卵するのはよいけれど孵化したのを見たことがありません。
沢山産んでその中で1羽でも孵化すれば良いとの考えからでしょうか。
ガチョウには孵化してから「ご出産、おめでとう」と言おうと思います。