メダカとのお話

h-kawa06192005-10-30

今日の天気 曇り。


今日は朝からセッセとメダカの転居作業をしていました。引越しは大変。
新しい水槽に敷く砂利を綺麗にするのが一仕事でした。何度も水を取り替えました。
小さい頃、米を洗った時のことを思い出しました。
砂を綺麗にするのは米を洗うより手間がかかります。


メダカ「こんな立派なお家を作ってもらってありがとう。散財させましたね」


「いや、いやなんの。今度仕事をするようになりお給料を頂戴することになったんで心配しないで下さい」


メダカ「これで我が家族は安泰です。これから寒くなるんで、今の水槽では家族全員が凍死するのではないかと心配していたところなんですよ。昨年の冬にお世話になった金魚鉢では家族全員では狭いし」


「それにしても家族が増えましたね。何匹家族ですか」


メダカ「一度数えてみたのですが、次から次と卵から孵って数えることが面倒になってしまいました」


「そんなもんですかね。家族なのに。そんなこともあろうと僕が数えましたよ。そうしたら40匹程度でした。何しろ数えている最中に生まれたばかりのメダカがあっちに行ったりこっちに来たりでなんだか分らなくなり、ざっとで40匹程度です」


メダカ「そんなにいますか。最初に生まれた子供はすっかり大人と同じ程度の大きさになりました。一番小さな子は天眼鏡で見ないと分りません。この子たちが大きくなるまで毎日餌を忘れないで下さいね」


「今まではチョ〜暇でメダカに「メダカの餌」という実に分りやすい餌を与えるのが楽しみでしたが、さっきも言いましたように仕事をするようになりましたので、朝は実に忙しくなってきたのです。忘れずに餌をあげることができるかどうか」


メダカ「そんなことを言わないで下さいよ。新居に入ることが出来、これで家族全員が凍死しないで済むと思ったら、今度は餓死を心配しなくてはならないのですか」


「そういうことにならないように餌は今までより多目にあげますので、毎日、全部食べつくすのではなく少しずつ貯蔵しておいてください」


と、新しい水槽で泳ぐメダカを見て思いつくまま書いてみました。
生き物を飼うのは大変なことですね。