奥様を紹介するとき

カラスウリ

今日の天気 曇り。


午前中、病院に行ってきました。まだ、風邪が治りません。こんなに長びいているのは珍しいことです。薬を飲んでもすぐ治らないといろいろと心配します。
「やはり歳のせいか」と思ったり、「肺に異常があるんじゃないか」とか考えたりします。
喘息の気があるというので、喘息の薬を貰ってきました。いつもの風邪薬に喘息の薬が加わり、ますます薬でお腹一杯になりそうです。


さて、話が変わりまして
ご主人様が奥様を紹介するときは奥様を何と言って紹介していますか。
まさか「私の配偶者の××です」とは紹介していないと思うのですが。


この奥様の呼び方にはいろいろとありまして、さて、なんて紹介したら良いか迷っています。
因みに自分又は他人からの奥様の呼び方をあげてみました。
「妻、家内、愚妻、大蔵大臣(我家の呼び方の別名です)、サイ、女房、細君、嫁、奥様、奥方、后(キサキ)、妃、ご令閨、令夫人、ダイコク、オカミサン、カカァ、山ノ神、ワイフ、マダム、ベターハーフ」(井上 ひさしと141人の仲間たちの作文教室から)
こんなに沢山あります。
僕はこの日記にも時々登場しますが「家内」です。


この中で気になるのが「愚妻」という言葉です。この「愚妻」を国語辞典で調べてみたのですが、
角川必携国語辞典(大野 晋・田中章夫)によりますと「自分の妻のへりくだった言い方」とあり、「愚(=自分の)の妻」がもとの意味。となっています。
同じ角川新版実用辞典には「おろかな妻。多く、自分の妻の謙称」とあります。
辞典によって解釈の違いがあるのは興味深いですね。
角川新版国語辞典には「自分の妻の謙称」と載っていますが、いくらなんでも本人を前にしているのですから止めたほうが良さそうな言葉です。


奥様方は何と言って紹介して欲しいでしょうか。まさか「キサキとかヒ」なんて言わないで下さいね。一般的には紹介するご主人様が「愚夫」と思われてしまいます。