「答え」の意味

今日の天気 晴れ



「正解」の意味・・・・・正しい答え。また、正しい解決や理解。
「答え」の意味・・・・・質問や呼びかけに対する返事。
「解答」の意味・・・・・問題を解いてその答えを出すこと。こたえ。
「答案」の意味・・・・・試験問題の答えを書いた紙。
    以上 角川必携国語辞典(大野 晋・田中章夫編)


さて、次の漢字。読めますか。
「鍍金」・「病葉」・「方舟」・「頌春」・「忖度」・「長閑」・「固唾」・「灰燼」・「築地」



小学生の頃、国語の漢字の振り仮名を記入する試験がありました。
何年生であったかは思い出せませんが、 傍からは「利口な坊や」という評判が高かったことだけは覚えています。
先生の言うことは素直に聞きました。先生によく褒められました。ですから成績もどんどんよくなって行きました。
そんな登り調子の中で、国語の試験が行われました。
漢字に振り仮名を記入する問題です。その中に一つだけどうしても読めないのがありました。いつも成績の優秀な僕は焦りました。
しかし、どうしてもわかりませんでしたので「回答欄」に「わかりません」と書きました。
てっきり「×」(バツ)だと思いましたら、なぜか「△」(サンカク)の印がついていました。
先生はもちろんその漢字の正しい読み方を要求していて、生徒の記入した振り仮名が正しければ正解。つまり出題者の呼びかけに回答者の答えとが完全に一致すれば「○」(丸)、一致しなければ「×」(パツ)をつけたのでしょうが、なぜかその中間の「△」(サンカク)。
時々、そのときの先生を思い出します。
「わかりません」。上記の「正解」・「答え」の意味をじっくり考えてみた場合、「わかりません」というのも、その問いかけに対する答えであり、先生は「△」をつけてくれたのではないかと思っています。


小学生卒業以後、試験の出題者と僕との意見がことごとく食い違って、その結果を表す「通信簿」は出題者側の一方的な結果でした。その影響をもろにうけ今の人生を過ごしています。小学生の頃の先生ばかりだったら、少しは人生が変わっていたのではないかと思いますと残念でなりません。



漢字の読み方
(めっき)・(わくらば)・(はこぶね)・(しょうしゅん)・(そんたく)・(のどか)・(かたず)・(かいじん)・(ついじ)
「わかりません」・「よめません」はだめです。但し、読めなくても今まで通りで現在の生活には全く影響はありません。ですが、偉くなる人は勉強をしておいてください。人前で恥じをかくことになります。(そういえばテレビでみたことがあります)