男の「思秋期」

桜

今日の天気 曇り。


南風が強く吹いています。曇りですが暖かい日です。夕方には雨が降るという予報が出ています。
一雨ごとに暖かくなって来ています。


公園で桜が咲いていました。ソメイヨシノではありません。なんという桜でしょうか。
桜の木はまだ幼いという感じの木です。こんな小さい木でも花をつけるのですね。
そういえば、桜は冬が寒すぎると冬眠から覚めるのが早く、その後、暖かい日が続くと開花が早まるそうです。
この冬は実に寒く、梅は昨年より1ヶ月ほど遅く咲きましたので、桜の開花も遅くなるのではないかと思いましたら、昨年より早く開花するとのことです。
それに日本水仙、ラッパ水仙も咲いていますので、公園は急に賑やかになってきました。


春といえば「思春期」。(全然関係ありません)
「思春期」といえば、異性を強く意識する年代で青年期初期の頃です。もう半世紀前のことですのですっかり忘れてしまいましたが。
何を言いたいのかって。
実はこの「思春期」が過去のものになって数十年経過すると、今度は「思秋期」に入るということを最近知ったのです。
「秋」ということばが入っていますから、余り良くない時期だと想像できます。


この「思秋期」ということばは20年前に流行したもので、女性は40歳ともなると、夫が定年退職したあと一緒にどうやって過ごしていくのかとか、子供が巣立っていったあとの人生の目的はなにか。と不安を感じ始める時期のことのようです。
このことばが出てから20年も経つのに、聞いたことがありません。
と、言うことはあまり深刻に考えないということでしょうか。女性のたくましさが不安を払拭してしまったのでしょうか。
思春期は誰で経験するようですが、思秋期は誰でも経験するというわけでもないようです。
因みに国語辞典には「思春期」は載っていますが「思秋期」は載っていませんでした。



思秋期ということばが流行った時期に「粗大ゴミ」・「オバタリアン」・「ぬれ落ち葉」・「セクハラ」ということばも流行しました。このことばは今でも使われています。
このことばは女性から見てのもので、女性のたくましさが現れています。


春になって暖かくなりますと、公園には女性たちのグループが多く見受けられるようになります。男性のグループはいまだ見たことがありません。
僕と同じ年代の奥様方が多いのですが、今頃、ご主人はどうしているのでしょうか。
一人、家でインスタントラーメンでも食べているのでしょうか。
思秋期ということばは女性向きのことばでしたが、今では、男性にピッタリのことばです。