ネコと梅

木の上のネコ

今日の天気 晴れ。


天気予報の通り暖かくなりました。
袖ケ浦公園の梅が散り始めました。これからしばらくしますと梅の木は葉を出し、そして可愛い梅の実をつけます。梅園は緑一色になります。


ネコ「オイッ」


「ウワッ。びっくりした」


ネコ「そんなにびっくりすることもないでしょう。我輩はネコである」


「びっくりしましたよ。誰だって、突然、梅の木の上から「オイッ」と声をかけられたら驚きますよ。それに人を呼ぶときに「オイッ」とは失礼ですよ」


ネコ「驚かしてゴメン。何時だったか「おいで、おいで」をしたのでてっきり食べ物をくれるのかと思って行ったら、頭を撫でただけで何もくれなかった。それで顔を覚えていたんですよ。そのケチな人間が丁度下を通ったんで声をかけようと思ったんだが名前を聞いていなかった。そこで「オイッ」と呼んでしまったわけです」


「そんなことはどうでも良いんですが、いつも会いたくない時に限って会うネコと同じような毛並みですが、あの図々しいネコをしってますか」


ネコ「ああ、アレね。息子ですよ。我輩に似て良く出来た子で、我輩が言うのもなんなんですが立派に育ってくれた。ですが、最近近所のネコから苦情が出るようになってね。「お宅の息子に折角取ってきた貴重なネズミを盗まれた」とか「態度が大きすぎる」とかいうもので、これも我輩に似てきたようで心配の種です」
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「ほんとに心配ですね。で、今日はどうして梅の木に登っているんですか。「ブタもおだてりゃ、木に登る」という格言がありますがネコも同じですか」


ネコ「特に理由があるわけじゃないです。ただ、梅が咲いている時に木に登ると、梅と一緒に我輩をみてくれるんじゃないかと思ってね。梅の時期もそろそろ終わりだし」



梅の写真を撮りにいきましたら、ネコが梅の木の上にいました。
何を思っているのでしょうか。ジッとして動きません。
今日は「話のオチ」はありません。せいぜい、ネコが居眠りをして木から「オチル」のを期待するのみです。



ホームページ(梅)
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