「新聞の折込チラシを読んで」

今日の朝刊にゴッソリとチラシが入っていました。このチラシを見るのも日課の一つです。住宅、自動車、スーパーのチラシなどですが、特に関心のあるものは「電機屋」さんのものです。パソコン、テレビ、ステレオなどに興味があります。一通り目を通すとチラシの行き先はゴミ箱。


「おとうさん、おとうさん、(家内が僕を呼ぶときの呼び方です)今日午後4時から近くのスーパーでタイムサービスがあるんですって。先着50名様に一人200円の割引券が配られるのよ。おとうさんも一緒に行って並んでよ」と家内から要請されました。家内はチラシの愛読者です。同じようなチラシが入っているときは値段の比較もやります。「こっちのスーパーが安いわ」と言って自動車で出かけます。


「一人で行ってよ」と口が裂けてもいえません。「たったの200円」と思いますが主婦にとっては大事なことのようです。この暑いときにシブシブ出かけました。4時少し前にスーパーに入り、買い物をしてタイムサービスで割引券を貰ってからレジでお金を払うことにしたのです。二人で400円の割引券を貰いました。「おとうさんが来て良かったわ」と家内が言いました。


この割引券、20円券が10枚ついています。買い物一品につき20円の割引になる仕組みです。それで、買い物をした品数を数えたら9品目です。つまり180円の割引しかないのです。そこで家内が考えたらしく、もう一品買って10品にしようということになったのです。追加した品物の金額は600円です。これで200円の割引券全部を使うことになりました。(もう一枚の200円の割引券は後日使用する予定)追加した品物は余り使うことはありません。


これってお得になったと思いますか。算数の問題です。10品目の品物は必要のないものです。損得を計算すると我家の大蔵大臣の家内からきつく叱られますので黙っていましたが、満足した顔をしていました。