こんな店もあるのですね。

やまゆり

今日の天気 午前中雨。午後曇り、夕方に雨は上がり陽が差してきました。


天気も雨でしたので、今日も家にいました。午後から曇りになりましたが、それでも公園を歩くことは「自分にやさしく、他人には厳しい」をモットーとしている僕にとっては、到底歩くことはできませんでした。


昨日、あるお店に入りました。ここはソフトクリームなどを売っています。公園を歩いた帰り、冷たいものでも飲もうと思ってお店にはいったのです。
丁度そこに老齢の夫婦が入ってきました。夫婦とも80歳は過ぎていると思われます。ご主人様がカウンターに近づいて「ソフトクリーム」を注文しました。歩き方もなんとなく覚束ない状態です。そこで信じられない状態が発生したのです。
店の責任者と思われる者がそのご主人に向かって「ソフトクリームの券はそこの券売機売っているからそこで買ってこいよ」と言ったのです。お客様に向かってですよ。それも店にいる人全員にわかるような大きい声で。
僕はそれを聞いてムカッときたので、立ち上がろうとしたら家内に押しとどめられました。


それから奥様が来てご主人と一緒に券売機に向かいました。でも、その券売機の操作が分かりません。暫くまごまごしていたのですが、どうやら買えたようです。
お客様が困っている状態を見ていても何の手助けもしません。こんなお店があるのですね。最低のお店です。どうしてこのような状態でも商売をやっていけるんでしょうか。


今は歩くのもやっとの状態で夫婦が助け合って生活していると思われますが、この老夫婦にも若いときがあったのです。若い時は寝るのを惜しんで仕事をしたときもあったでしょう。この店の責任者と比較にならないほど仕事はきちんとしたことでしょう。
お年寄りを尊敬する気持ちがないと駄目です。それにお年寄りといえどもお客様です。お年寄りを邪魔扱いにするのはとんでもないことです。
もう二度とこの店には入ることは無いでしょうが、同じようなことを目撃したら今度は僕が
責任者に怒鳴っているでしょうね。


僕たちはこの店で何も飲まずに出ました。振り向くとこの老夫婦は向かい合ってソフトクリームを食べているところでした。