七夕の願い

上池の「ガチョウ」たち

今日の天気 曇り時々晴れ。


晴れると蒸し暑くなってきますね。今日、日中はなんとか雨が降らないで済みそうです。
今夜は七夕。僕が生まれた田舎では8月です。
ですから、おり姫星とひこ星は年に二回、天の川でデートが出来るのです。羨ましいとお思いですか。たった年に2回ですよ。
それに地球に住んでいる人間たちは、七夕は雲一つない晴れを願っています。二つの星がデートをする天の川を見たいというのです。
人間たちに見られていると思うと恥ずかしいでしょうから、今夜は雲のカーテンを引いてあげたらどうでしょうか。


小さい頃、この七夕が楽しみでした。住んでいるところから1時間以上かけて飾りをつける木を取りに行きます。東京のように竹ではありません。もう半世紀以上も前の思い出になりますので記憶も定かではありませんが、この木の名前は「ヤナギ」だったと思います。東京にある「柳」とは少し違うようです。
取って来た木を玄関に釘で打ちつけます。それに飾り物、短冊などをつけます。これが子供たちの楽しみの一つでした。短冊には願いことを書いたのでしょうけど、なんと書いたか忘れました。


多分「勉強ができますように」と書いたかも知れません。勉強をしないでも頭が良くなるようにとお願いしたので、おり姫星とひこ星は、何とずうずうしい子供だと思ったのでしょうね。その願いは無視されたようで、その頃から頭の調子が余り良くありません。
今は頭が良くなるどころかボケが始まっているのではないかと思うこともあります。
今夜、再度、頭が良くなるようにと願いことをしても駄目だと分かっています。
おり姫星とひこ星は今夜は超多忙で、そんなボケの始まった人の願いことなんか構っちゃいられないと思うんです。それでなくてもあちこちから僕より更にずうずうしい願いごとがどっさり来るんですから。
それにデートも楽しみたいし。それにお互いの携帯電話の番号とメールアドレスを教えっこしなくてはならないし。


と、実に夢の無い話を書いてしまいました。おり姫星とひこ星はいくつ位なんでしょうね。それにしてもなかなか結ばれないですね。年2回のデートじゃ難しいのかなぁ。これからもズツト会うことになるのでしょうが、早く結ばれると良いですね。宇宙の歳月はよく分かりません。