加齢とともに寒さが一段と身にしみるこの頃で、愛用の「ラクダの股引」は肌身離さず穿いています。
ですが、公園を歩くときはなるべく薄着で歩くようにしています。
いつだったか、とっても寒い日に愛用の「ラクダの股引」を穿いて歩きましたら、池の周りを一周すると汗がウンザリするほどでて体中汗まみれになりました。
途中で股引を脱ぐわけにもいかず汗まみれのまま家に帰りましたら、途中で体が冷え切って風邪をひき、二三日寝込んだことがありました。
それから歩く時は薄着にしたのですが、一周するまで寒さがこたえます。
歳をとってくるとどうして寒がりになるのでしょうか。皮膚感覚が敏感になってくるのでしょうか。


さて、今度はお風呂のお話です。
小さい頃はお風呂と言えば銭湯でした。お風呂の温度が熱い時は水で薄めていました。
でも、お年寄りと一緒にお風呂に入るときは、熱いからと言って水を入れると叱られました。お年寄りは熱いお風呂が好きなようです。
お年寄りはなぜ熱いお風呂が好きなんでしょうか。
一説には加齢とともに皮膚感覚が鈍くなり、若者には熱く感じても、お年寄りには熱く感じないというのです。


あれっ。お年寄りの皮膚感覚は「寒さには敏感」で「熱さには鈍感」。こんなことってあるのかなぁ。
医者に聞いたら多分「ハイ。歳をとってくると誰でもそうなります。ご心配いりませんよ」って訳の分からない回答が返ってきそうです。
診察を受けた時、医者はなんでも「歳のせい」だと言わないでもらいたいものだと、ブツブツ独り言を言っている今日この頃です。