昨日映画をみてきました。平日のせいか、映画館は空いていました。
今の映画はフィルムを一切使用しないデジタルプロジェクターによる上映方式だそうで、
フィルム方式のように途中で切れたり、焼けたりなどで中断することがなくなりました。


第一回目の上映時刻が午前11時10分。座席は一番後ろの2席をとりました。
「この映画は3次元の上映方式で、専用の3Dメガネをかけて、立体感や、奥行き感をお楽しむことが出来ます」。
ということで、3Dメガネの使用料を含めてシニア料金お一人様1500円。家内とお二人様分3000円を券売機に投入しました。
券売機がない時代、窓口でシニア料金で購入する場合「年齢を証明する物」の提示を求められたのですが、
今はすんなり買うことが出来ます。年齢の証明書の提示を求められないということは、それ相応の年齢であり、
証明書がなくても分かりますということなんでしょうか。少し寂しく思います。


上映時刻の11時10分。上映が始まりました。室内の席数125席のうち、入場者数は我が夫婦の2席だけです。
僕たち夫婦が映画館を借り切った状況は初めてで、記念すべき日です。と思ったのですが、
これがゆっくり鑑賞出来ないことになったのです。神経質な僕は映画館の経営のことを考え始めたのです。
「エ〜と、3Dメガネの使用料を含めてシニア料金でたったの3000円を受け取り、2時間半の上映にかかわるデジタルプロジェクター使用料、
従業員の給与。光熱費。そして夫婦二人のトイレ使用による水道料。その他思わぬ費用なんかを含めると大赤字だ」。
と経営者は、僕たち夫婦のため頭を抱えこんでいるのではないかと思いを巡らしたのです。


上映が終り、疲れがどっと出てきました。なぜか映画の内容をあまり覚えていません。
映画はある程度の人数と一緒に鑑賞しないと楽しめないですね。




袖ケ浦公園の梅】
(とや出の鷹)

(夏衣)

(とや出の鷹)