可哀想なアヒル

「ダイリ」満開

今日の天気 晴れ。

暖かでした。今週は先週と違って急に春が来たという感じの気候です。このまま暖かさが続くといいですね。

今日の公園は昨日と同じように風もなく、本当に穏やかな日でした。上池には波が全くなく渡り鳥は水面でうたた寝です。鳴き声も可愛くてピュロ、ピュロと鳴きます。岩の上で寝ている鳥もいます。見張り番がいるのでしょうか。人が近づくと首を伸ばし警戒します。さらに近づくと一斉に飛び立ちます。遊魚池にいる渡り鳥は人が近づくと寄ってきます。同じ種類の渡り鳥ですが、どうしてこうも違うのでしょう。遊魚池では人が餌を与えるから寄ってくるのでしょうか。


一羽のアヒルが上池の遊歩道の近くで佇んでいました。一羽でいる事は珍しく、通常はツガイでいることが多いのでどうしたのかなぁと思い近づいてみました。このアヒル、イジメを受けているのでしょうか。首のあたりに羽毛がないのです。首の部分を他の鳥たちが突っついて抜けているとも考えられます。その事情はアヒルに聞かないと分かりませんが、一羽でいること事態、何か事情がありそうです。


人間は歳を取ってくると、毛髪は、白くなるか、薄くなるか、全くなくなるか、そのまま緑の黒髪であるかはその人の体質によると思っています。薄くなった人を見てもそんなに可哀想だと思った事はないのですが、このアヒルは可哀想だと思いました。このアヒルは体質ではないことははっきりしています。だってアヒルで羽毛が、薄くなったり、全部抜けてしまったのをみたことはありません。鳥の世界にもイジメがあるのでしょうか。人間の世界も同じですが、どうしたらイジメをなくすることが出来るのでしょうか。


そんなことを考えながら歩きました。天気は晴れでしたが、心の中は曇り。すっきりしない一日を送りました。