パソコン人生

紅梅

今日はとうとう一日雨になってしまいました。一雨にごとに春に近づいているようで、じっとこの雨に耐えています。そんなことで外出もできず、お知らせするような話題もないので、今日は少し自分のことについて書いてみようと思います。


今から9年前の平成8年2月17日。この日の天気を覚えていますか。そんなの覚えているかいと言われそうですが当然のことです。自分しか記憶にないと思います。この日は雪が降っていました。当地に雪が積もるのは珍しいことでした。そんな中、パソコンが到着したのです。さあ、今日からパソコン生活が始まります。平成7年にはOS,Windows95が発売になっていましたし、コンピュータは個人でも持てる時代になってきたのです。


当然、搬送してきた業者がパソコンをセットアップしてくれるものだと思いました。が、「ご自分でやってください」と言われ、パソコンとの格闘第一目が始まったのです。解説書を見ても初めての言葉だらけで良く分かりませんでした。誰に聞いてよいのかも分からず、難儀しましたが、やっとパソコンが動いた時は感激しました。外は雪、搬送業者の冷たい態度、こんなことで当日の天気を覚えているのです。


パソコンが入っても何をして良いか分かりませんでした。当時は、Eメールはまだ出来ませんでした。ゲームなどで遊ぶしかなかったように記憶しています。仕事にパソコンを使うことも考えたのですが、文書を作成するにはワープロ機が主流でしたので、それを使っていました。


時が流れ、会社にもパソコンが入りました。これからは一人一台の時代がやってきたのです。自宅にパソコンがあるということで、会社の人からいろいろと聞かれることが多くなってきました。それに応えるためにはまず自分が勉強しなくては思い勉強を始めました。自分のほかに一人パソコンに詳しい人がいました。この人に刺激を受けたこともあります。若い人に負けてたまるかと。


まず最初に「何かパソコン資格を取りたい」ということでした。60歳の定年まで4年ありました。行き当たりばったりでどこからスタートしてよいかわからなかったのですが、


平成11年 パーソナルコンピュータ利用技術認定4級。この試験で初めてSQLという言葉を知りました。


平成12年日本語文書処理技能(ワープロ技能検定)3級。この試験でタッチタイピングの重要性を知りました。今でもタッチタイピングの練習をしています。


平成13年情報処理活用能力検定準2級(J検)。


平成13年マイクロソフト社のMOUSに挑戦。ワード、エクセル(いずれも上級)、パワーポイント、アクセス、アウトルック合格で「Microsoft Office pecialist MASTER」取得。


平成13年情報処理技術者試験(初級システムアドミニストレータ試験)。国家試験ですが、これに合格するまで5回挑戦。5回目でやっと合格しました。


今でも、家族は4回落ちたといえば、「アー、あの試験ね」すぐと分かります。いずれも試験会場には若い人ばかりで、白髪のおじさんはいませんでしたがいい経験をしました。定年ぎりぎりで合格です。
その後、定年になってから「パソコンインストラクター」の資格を取り、現在に至っています。


これからのパソコン人生。技術はどんどん変わって行きます。過去の知識は通用しなくなっているこのごろです。今後も勉強はしなくては思っています。パソコンは2台目です。そろそろ新しいものが欲しいなぁと感じています。今日は自分の備忘録として作成しました。どうぞ、お許し下さい。