マナーモード

菜の花

今日も晴れ、朝方は相変わらず風が冷たく、起きるのがだんだん億劫になってきました。でも、会社勤めの人を思うと、ゆっくり寝ていられません。何しろ、サラリーマンは、厚生年金の資金源ですから。今日もお仕事に精を出してくださいと願わずにはいられません。

実は自動車を車検のため修理工場に出しました。それで公園に行かれなくなってしまいましたので、しばらくは公園の様子をお知らせすることが出来ません。「まことに残念」というお言葉が聞こえそうで誠に恐縮です。次回、乞うご期待です。ナニ、「余り期待していない」と言うんですか。それもそうでしょう。時間が有り余っている人に付き合っていたら無駄に時間を過ごすことになりますからね。今後も適当にお付き合い下さい。

今日は新宿まで出かけました。電車に乗るのは、久しぶりです。でもね、疲れました。サラリーマン時代は、毎日、電車通勤でしたが、電車の中が寝る場所だったのでそんなに疲れを感じなかったのですが。毎朝、電車の空席を探すのがその日の最初の仕事でした。空席を見つけると「ラッキー」と心の中で叫びました。それから新聞を読み、読書をして安らかな眠りに入るのが日課でした。電車の中で読書。なんとなく格好がいいでしょう。でも、この読書は眠りを誘うものなのです。電車の中で寝るのは実に気持ちがいいものです。幸せを感じるひと時です。

でも、最悪の場合もあるのです。余り大きな声でいえないので、ここだけの話にして欲しいのですが、オバ様方が横にいる時です。オバ様方と書きましたので、当然複数です。この場合、大概、オシャベリで盛り上がっています。他に空席が無い場合は、その席に座るしかありません。何故かオシャベリしているオバ様の横が空席になっている場合が多いのです。オバ様方のオシャベリは永遠に続きそうで、どんなときにオシャベリが終わるのか、大変興味が沸いてきます。そんなことで、新聞を読んでも、読書しても、ウルサクて全く集中することが出来ません。まして、寝るなんてトンデモありません。そんな日は「アンラッキー」と心の中で叫びます。そして「お代官様、もう二度とつまみ食いをしませんから、このオバ様方のオシャベリをとめてください」と念願します。オバ様方のコミュニケーションは、男性はどんなことをしてもかないません。女性独特の何かがあるのでしょうか。

今日も車内放送で「携帯電話は、優先席の近くの場合は電源を切り、その他の場合は、マナーモードにして、通話はご遠慮下さい」とありました。今日もどこかの車両にオバ様方がいらっしゃって、コミュニケーションの促進を図っているかも知れません。車掌さん、ついでに「オバ様方、オシャベリはマナーモードに設定し、寝ている人の傍でのオシャベリはご遠慮下さい」と言っていただけませんか。