生き生きセミナー

蝋梅

今日も晴れ。でも朝方は風が冷たく、まだまだ春には程遠い気候でした。関東が晴れの場合、日本海側では雪が降っています。早く、春がきませんかねぇ。

今日は近くの公民館主催の「生き生きセミナー」があって参加しました。バスハイクです。ですから、公園のウォーキングはオヤスミ。8時半、公民館を出発。どこに向かったかといいますと、千葉県長生郡長柄にある「日本エアロビクスセンター」です。かの有名なカール・ルイスが利用したこともあるそうです。いやいや千葉県にこのような素晴らしいところがあるなんて、知りませんでした。ちょっとした軽井沢の雰囲気があります。ここで1時間ほどウォーキングです。実は「生き生きセミナー」というのは、「シニア」を対象にしたもので、そのシニアがこのエアロビクスセンター周辺をゾロゾロと歩いているのですから、なんとなく似合わない状態です。若い人たちが見たらどう思うでしょうね。でも、シニアたちは堂々とした態度で歩きました。戦前、戦中に生まれた我々がこの日本を作ってきたのだという自信が満ち溢れていました。

さて、歩き終わったら丁度昼食の時間になりました。バイキングです。料理は沢山ありました。どれから手をつけていいのか分かりません。戦前、戦中に生まれた人は、食べものについては好き嫌いなんてことはありません。お皿に食べきれないほどの料理をてんこ盛りにして持ってきます。そしてさらに悪いことに全部残らず食べてしまうことです。料理を残したら勿体ないと意識は戦後も持ち続けているのです。バイキングにもシニア料金というのがあり、一般より安くなっているのですが赤字ではないでしょうか。そんな思いが頭を掠めます。多分、夕食は抜きになるでしょう。消化力が弱まっているので、昼、食べたものが夜まで残っているから。

その後、酒造会社を見学しました。こういうところは必ず試飲するところがあるでしょう。ここで飲むお酒は実に美味しい。無料で飲み放題ということもあるのでしょうけど、すぐそこが酒蔵ですからね。現場で飲むお酒は本当に美味しい。と、思います。実は下戸なんで。ここで飲んでいる人の中に、実に美味しそうに飲んでいる人がいたのです。目を細めて、笑顔を作り、それは、それは美味しそうでした。傍から見ていても幸せそうでした。このような飲み方をする人は、それを見ている人にも幸せを分かち与えます。