ネコ物語

今日の天気 晴れ


今朝早く公園に行ってきました。今はハナショウブが咲いています。朝早くから写真を撮っている人がいます。もう少し日が経ちますと「花がら」が多くなり、写真を撮るにも一苦労します。

さて、この公園。「野良ネコが増えて困っています」という看板があるものの、ちっとも野良ネコの数は減っているようにも思えません。むしろ増加しているのではないかと思わせることに出くわしました。公園にある池の周辺1.8キロメートルを歩いている途中で11匹のネコに会いました。更に驚くことに道路上で「親子のふれあい」現場を目撃したのです。「野良ネコが増えて困っています」とありますが、誰に訴えているのかわかりませんし、困っている様子もありません。ネコは仲間が増えて喜んでいるかも知れません。

さて、我が家のことです。「ネコが増えて困っています」。我が家の庭に無断で忍びやってくるネコ、野良ネコなのか飼い猫なのか所属がはっきりしていません。ネコを追い散らすと飼い主とおもわれる家に飛び込んで行きます。その家に問いただしますと「飼っていません」と言います。朝、ネコはその家から我が家の庭にご出勤してきます。「ネコの額」ほどの我が家の庭。そこを散歩するだけならいつでも歓迎するのですが、フンをしていくから憎たらしいのです。その匂いは思い出しただけでも吐き気がします。春・夏・秋。春夏秋冬の冬だけ匂いは薄らぎますがその他の季節は匂いだらけです。そこで、やむなく侵入を防ぐため動物侵入防護網を庭の周囲に張りました。それで一件落着かと思いましたら、ネコは我が家の庭がお好きなようで時たま忍び込んでくるのです。そして、相変わらずお土産を置いて行きます。ネコが侵入してきた場所には更に網を張り、それでもどこからか入って来るのです。何度も同じことを繰り返しています。「イタチごっこ」という言葉がありますが、我が家は「ネコごっこ」です。


アチコチに二重に網を張ったせいかしばらくネコは我が家の庭に侵入していません。そうなりますとネコはどうしているのかと気になります。いましたよ。とんでもないところに。ここだと人間などの天敵に追われることはないのでネコの顔は満足そうです。前の家の人に告げ口してやろうと思っています。「オタクの屋根にある室外機にネコが寝ていますよ」って。

[赤丸の中にネコがいます]

[満足そうな顔で寝ています]