「ガチョウの卵」 盗難被害

今日天気 晴れ



風が強く吹いています。南風のようで、春の気候が戻ってきました。
公園は若葉の季節です。風で枝が大きく揺れているのですが、若葉はしっかり枝にしがみついているようです。せっかく生えてきたのですから、ここで風に飛ばされては、寒い冬を過ごしてきた甲斐がありません。
公園で知人に会いました。
「今日は風が強いですね。吹き飛ばされそうですよ」と挨拶をしましたら「そんなトドのような体をしているんじゃ、ちょっとやそっとの風では吹き飛ばされませんよ」と、知人がそう言ったように見えたのはヒガミでしょうか。


毎回のように書いているガチョウの卵のことですが、今日、ガチョウの巣を見ましたら卵はありませんでした。
まさかガチョウたちが食事に困って「目玉焼き」にして食べてしまったのかと疑ってしまいましたが、ガチョウの世界には自給自足なる知識はないはずで、その疑いを取り消しました。
それではどうしたのでしょう。
人間の子供たちの遊びに「缶けり」というのがありますが、ガチョウたちが孵化しない卵に業を煮やして、人間の子どたちの「缶けり」を真似て「卵けり」をして遊んだのでしょうか。
いやいやそんな遊びは出来やしません。だってあまりにもガチョウの脚は短かすぎますし、ヨタヨタした歩き方からして「卵けり」はガチョウたちには相応しい遊びではありません。
それにガチョウにとって卵は「子」ですから、そんな残酷なことをするはずがないと、「卵けり」の考えも取り消しました。
やはり、カラスに狙われたのでしょうか。それとも人間が目玉焼きにするため持っていったのでしょうか。



「卵を返して」と親鳥二羽が訴えています。その写真が右側です。
「卵を持っていった不届き者(カラスなどの鳥も含みます)は、すぐ元の場所に戻してください。それから卵を持っていった不届き者(カラスなどの鳥も含みます)を目撃した方(カラスなどの鳥も含みます)がいましたら「ガチョウ友の会事務局」までご連絡ください」と再三訴えていました。