初詣の願いごと

今日の天気 晴れ















早いものですね。今年もすでに9日目です。昨年末に「もう幾つ寝たらお正月」とわくわくしながら指を折って数えていたものですが、気がついたらお正月は新幹線並みの速さで通り過ぎていきました。
今年もあと何日残っているんだろう。まだ手足の指だけでは数え切れないほど沢山残っていましたので安心しました。
今更新年の挨拶でもないのですが「明けましておめでとうございます」と一言言わせてください。何しろ今年は元日から出かけることが多く、6日の土曜日だけ家にいました。この日は一日冷たい雨が降った日です。


元日の朝早く、明治神宮に初詣。次の日は川崎大師、五日は安房小湊にある有名なお寺に行っていろいろとお願いをしてきました。お願いごとが沢山ありましたので、ひとつのお寺や神社に押し付けては願いごとを叶えてくれそうもありませんので、分散させてきたのです。この願いごとは明治神宮に、これは川崎大師に、そして三つ目の願いごとは安房小湊のお寺にと。頭が良いでしょう。
今までは明治神宮だけにお願いしてきたのですが、過去、僕の願いごとは叶えられたことがありません。
そりゃそうでしょうね。少ないお賽銭で、虫の良い願いごとの件数が多いんじゃ神様だって嫌気がさしますよ。
神様が願いごとを叶えてくれる条件は何でしょうか。「お賽銭」の多寡でしょうか。それとも品行方正。
それぞれの神様も基準をもっていると思うのですが、この基準がわかりませんので今年は分散させて様子をみようと考えたのです。
お賽銭が優先だとちょっと困ります。今、年金生活ですから収入もごくわずかで、その場合は「シニア料金」でお願いできないでしょうか。


そんなことで今年は初っ端から神社、寺院を駆け巡りました。どれかひとつ位、願いごとを叶えてくれるだろうと思っているのですが、「はしご」はダメでしょうかねぇ。
まさか、神様の世界でもインターネットが網羅され、神様同士が連絡し合っているということはないでしょうね。そして、この世界でも「ブラックリスト」なるものを作成して、「Kという人物はお賽銭が少ない割りには、図々しい願いごとばかり多く無視してもかまわない人物」なんて連絡し合っていることはないでしょうね。


神社、寺院には絵馬に願いごとを書いて吊り下げておく場所がありました。悪いと思いましたが、チラッと絵馬に書いてある願いごとを見ました。チラッと見たところではこれを書いた人のお賽銭の額は分かりませんが、僕より図々しい願いごとを書いているのもありました。
神様はお忙しいのですからこんな人たちの願いごとをひとつ、ひとつ読むのも大変ですので、僕が代わって読んであげます。ついでに回答もしておきした。

(絵馬)
 無病息災でありますように
(回答)
 昨年から「ノロウイルス」が流行しています。それに「風邪」の季節です。なかなかご希望に副えないかも分かりません。

(絵馬)
 志望校に入学できますように
(回答)
 まず、神様にお願いするより勉強しなさい。

(絵馬)
 入社できますように
(回答)
 「運」ですから、なんとも言えません。

(絵馬)
 「宝くじ」3億円あたりますように
(回答)
 神様にお願いして当たるようじゃ、自分が買っています。


いかがでしょうか。この中に僕の願いごとも入っています。