「クモの巣」

「ニラ」の花

今日の天気 曇りのち晴れ。


夕方になると虫が鳴くようになりました。夏から秋へと季節は少しずつ変わっているようです。蝉は相変わらず鳴いていますが、これが虫の鳴き声に変わるのももうすぐです。


朝方曇っていましたので公園を歩いてきました。4周で1時間半程度かかりました。公園では草刈が始まっていました。この暑い時期に長袖で作業です。ご苦労様ですね。


「デッケイ」と子供の声が聞こえました。声のほうを見ると男の子3人と犬がいました。小学生の高学年のようです。犬を連れて公園を散歩しているのでしょうか。
「ホントだ。凄いね」と又声が聞こえました。近づいてみると大きなクモの巣に大きなクモがいました。「デッケイ」とは「大きい」ということです。
男の子の一人が棒切れでクモを突っついています。それに刺激されてクモは動き出し、そのたびに男の子たちは歓声を上げます。傍らで犬が欠伸をしていました。


これを見て、何十年も前をことを思い出しました。やはり小学生の頃です。針金で輪を作りそれに棒をくくり付けて、軒下にあるクモの巣を取って歩くのです。クモの巣は一つや二つではなく、何十も取ります。そうしますと、針金の輪がクモの巣で真っ白になります。これで虫を取るのです。直射日光を当てますとネバネバがなくなりますので、大事に取り扱います。その当時、男の子の遊びでした。やはり夏の時期だったと記憶しています。


男の子たちは暫くクモと遊んでいたようです。何故、男の子は虫に夢中になるのでしょうね。カブトムシ虫というと目を輝かせます。女の子は虫は気持ちが悪いといいます。可愛いものが好きです。生まれたときから持ち合わせています。不思議ですね。


歩いている途中で、その男の子たちと会いました。まだ、他に遊ぶものがないかと探しているようです。犬が又欠伸をしました。