悲惨な事故

「フジ」

今日の天気 晴れ。初夏のような気候で電車には冷房が入っていました。半そでの人も見受けられました。


まだ四月なのに暑くて、歩いていても汗が出てきます。午後から台風並みの風が吹いてきました。どうして春の季節は風が強いのでしょうね。折角伸びてきた木々の枝が強風のため折れたり、花茎が曲がったりでなにかと迷惑です。我家の庭に咲いている「フジ」の花も風に飛ばされて、これも一年かけてやっと咲いたのが今日の風で駄目になりそうです。


25日朝起きた兵庫県尼崎市JR福知山線脱線事故。死傷者550名を超える大惨事になってしまいました。発生以来テレビは毎時間のように放映しています。新聞も一面に大きく報じています。このような悲惨な事故は、涙なくしてみることが出来ません。ご遺族の方、そして知人などのインタビューを聞いたり、見たりしているときは涙が出ます。年を取ってくると涙もろくなります。悲しいときはもちろんのこと、うれしい時でも涙が出るようになりました。NHKテレビの「のど自慢」、合格者のあのうれしそうな顔を見ただけでも涙が出ます。テレビに向かって「良かったね」と涙を流しながら言います。


「行ってきます」と我家を出たとき、誰がこんな悲惨な事故に遭うと思ったでしょうか。今日も早く帰って、家族と一緒に食事をし、そしてテレビを観る。今日一日、無事に過ごせたことに感謝して眠りにつく。それが事故当日の予定ではなかったかと想像します。それが我家に帰ることはなかった。ご遺族の心中を思うと、又涙が出ます。亡くなった方は無念だったでしょう。心からお悔やみ申し上げます。怪我をされた方には一日でも早く完治されるようお祈りいたします。又、救出作業に当たられた方々には本当にお疲れ様でした。と言いたいです。そして「ありがとうございました」と言いたいです。又、涙が出てきました。