公園からの連絡

待機している連絡員のカメ

今日の天気 雨時々曇り。


今日一日、うっとうしい天気でした。朝方に雨が降り、日中曇り。そして夕方に雨。
どこからか金木犀の香りが漂ってきました。金木犀が咲いている時、雨が降ると折角咲いた花が散ってしまいます。もう少し香りを楽しませてください。


風邪に罹ってから3週間。しつこい風邪です。まだ、治りません。本当に風邪かなぁと疑ってしまう時期にそろそろ差し掛かってきました。
いつもなら長くて10日間ほどで完治するのですが。


そんなことでずっと公園を歩かないでいます。公園のことが心配です。
先日、「日本国竜宮城千葉県袖ケ浦公園上池支部」の支部長、亀池亀吉さん宛て電話しておきました。「公園に変わったことが起きたら連絡下さい」と。


「日本国竜宮城千葉県袖ケ浦公園上池支部」という所在を知ったのは、以前カメを助けたことがあってそこに自分の名前が登録されたからです。もっと短い支部名にしたら良いのにと思いました。その後はこの支部と懇意にしているのです。この支部にはウンザリするほどのカメが所属しています。
(ご参考 id:h-kawa0619:20050729 idをクリックしてください)


でも、長ったらしい支部に電話があるのですが、着信専用です。電話番号も極秘扱いです。支部からの連絡は支部に所属しているカメが届けてくれるのです。
先日、この連絡員の選考が行われたようです。
選ばれたのは若いカメでした。100mを4時間11分で走り日本新記録を出したカメでした。
聞くところによると、今でも昔話に登場するウサギを追い越したカメは、ご先祖様だということでこの話は実話だそうです。


先日、こんなことがありました。
トントンと我家の玄関を叩く音がしましたので出てみましたら、この若者のカメがいました。支部からの連絡だというので、甲羅にしっかりと結んである手紙を見ますと「彼岸花」が咲いたので観に来てくれと書いてありました。
日付は10日前になっていました。風邪で外出は億劫だったのですが、10日間もかけて我家に連絡してくれた好意もあり、出かけました。この若者のカメに好物の「カメの餌」与えて労をねぎらい、又、10日間もかけて上池に戻す事も出来ないので自動車に乗せていきました。
自動車ですと20分で公園に着きます。「彼岸花」の花はすでに枯れていて葉っぱだけになっていました。


渡り鳥がやってきました。カルガモです。
冬の間の連絡は、今後このカルガモに委託すると亀池亀吉支部長が言っていました。
カルガモ便」です。渡り鳥で何万kmも飛んできた実績を買われたのです。
カルガモ便ですと数分で我家に到着します。先日も自称「美人のご夫人」二人が公園を訪れたという連絡はカルガモ便によって届けられ、数分でその情報を得ることが出来ました。
でも、残念ですが当日は風邪の具合がよくなかったので、公園には行くことが出来ませんでした。


冬は渡り鳥が来ますのでその鳥に連絡をお願いできるのですが、夏は鳥たちがいませんので今後、夏の時期は、連絡は必要ないと電話をしておきました。亀池亀吉支部長は喜んでいました。