袖ケ浦公園 ナノハナの事情

今年もどこからかやってきたオオバンという鳥。公園の菜の花の若芽を食い散らかしています。
このオオバンは全長39cm。全体は灰黒色で額とくちばしは白色。歩き方は鶏のようで水上生活が多く、菜の花の若芽を食べるとき陸上に上がってきます。人間が近づくと素早く水上へ逃げていきます。

[オオバン]

オオバンは12羽ほどの集団でこの集団を「ナノハナワルサーズ」(漢字とひらがなで書くと「菜の花悪さーず」(ナノハナの若芽を食い散らすオオバンの集団))と命名してあり
す。

[ナノハナワルサーズメンバー](2月現在12羽)

このナノハナワルサーズの活動ぶりは過去3回にわたってこのブログでご報告していますが、今年も過去と同じような報告となってしまったことは実に残念です。

[ナノハナの被害状況]

〇芝生と見間違える食い散らした後の菜の花

[証拠写真]

〇若芽を一心不乱に食べているナノハナワルサーズのメンバー

[素早い逃げの動作]

〇人間が近づくと一目散に逃げるナノハナワルサーズのメンバー

[対策]

〇公園を管理するオジサン達もそれなりに歳をとり、毎年繰り返される被害にうんざり
、網を設置する体力と気力がすっかりうせてしまったのか今年はビニール紐を取り付け
るだけとなりました。その効果は下の写真のとおりビニール紐には目をくれずもくもくと若芽を食べていました。

ご参考

2012年(平成24年)今から11年前。ナノハナワルサーズからの被害を防ぐため網を設置し侵入を防ぎました。そのかいもあってその年のナノハナはきれいに咲きました。

今年はビニール紐。公園の菜の花は咲くでしょうか。

ナノハナワルサーズと公園のオジサンたちとの知恵比べは今後も続きそうです。

 

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