袖ケ浦公園の「カメの学校」その2

5月7日に「カメの学校」の朝礼を掲載しました。この時マガモの校長先生から新型コロナウイルスのお話しがありました。

 

 (5月7日に掲載した画像)

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 (5月7日付ブログ内容・表題をクリックしますと内容が表示されます)

h-kawa0619.hatenablog.com

 

朝礼解散後、校長先生は話を聞いていなかった生徒2名と級長、そして朝礼時にいなかった副級長を呼んで特別にお話しをしました。校長先生のお話しの前に話を聞いていなかった生徒2名は校長先生からこっぴどく叱られました。

 

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マガモの校長先生のお話し』

集まった5名の※ソーシャルディスタンス(社会的距離)を確認してから、校長先生のお話しが始まりました。

「今のところ、カメの新型コロナウイルスの感染は確認されていませんが、人間の世界では1月に日本に新型コロナウイルスが上陸すると2月に入って感染者が一気に増えました。

3月に入ると学校は休校になりました。今後、どのように収束するかわからない緊迫した状況であると聞いています。人間は新型コロナウイルスを軽く考えていたのです。
カメの世界でもいつどうなるかわかりません。

感染を防ぐために、3蜜(密閉・密集・密接)をさらに徹底し、今後、人間との接触を避けてください。人間に餌を求めることを厳禁します。

お家に帰ったらお父さんに夜の街をうろつかない様に言って下さい。特に竜宮城付近の歓楽街は立ちいり禁止です。
クラスに戻ったら級長からクラス全員に3蜜のお話しをしてください」

校長先生の演説調なお話しは終わりました。

 

新型コロナウイルスの新聞記事にカタカナ(横文字)表示が多く使われるようになりました。意味がわかるようにカタカナ表示の後に日本語で表示して欲しいものです。日本語にしても意味不明なものもありますが。

 

翌日、校長先生はホームルームが行われている様子を見にいきました。

その状態は人間から与えられて餌を食べるのに必死で、3蜜どころではありませんでした。

級長も食べるのに必死でした。

マスクをしているカメは一匹もいません。

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校長先生は「コリャ駄目だ」と言ってハラハラと涙を流しました。

【ある日の袖ケ浦公園のカメの状態です】