袖ケ浦公園の「バリケン」

今日の天気 晴れ

今朝はグ〜ンと寒くなりました。そろそろ毎年愛用の「ラクダのモモヒキ」を用意しておかなくちゃと思っています。


袖ケ浦公園に珍しい鳥がいます。公園で初めて見たのは昨年の10月です。初めての印象は「七面鳥」。なんとなく寄り付きがたい鳥です。ちびっこ達がアヒルを見て「カワイイ」と言って近寄っていきますが、この鳥をみて「カワイイ」と言ったのを一度も聞いたことがなく、みんな遠くから見ています。どこからやってきたのか実に可愛そうな鳥です。

(初めて見た時の写真です。25.10.17 撮影)


鳥の名前は「バリケン」。と、初めて見た時、隣にいたオジサンが教えてくれました。「バリカン」と覚えると忘れないですよと親切に教えてくれました。「バリカン」(毛髪を切る理容器具)。懐かしい言葉です。昭和生まれのオジサンと同世代の僕はすぐお友達になりました。人の名前も鳥の名前も一度では覚えられずにいる今日この頃ですが、この鳥の名前はずっと忘れずに今日に至っています。


『「バリケン」という鳥は、南米産のノバリケンを家禽化したもの。「フランス鴨」、「タイワンアヒル」、「麝香アヒル」とも呼ばれている。食用家禽として日本に持ち込まれたが、あまり普及していない。飛行能力が残っており日本各地で逃げ出したものが散見される。羽の色は白一色から、黒が混じったまだら模様、ほとんど黒に白が混ざる程度のまで多様。眼からくちばしにかけた顔の部分に真っ赤な皮膚が見え』(ウィキペディア フリー百科事典)


今、公園の主になっている「ガチョウ」。数を増やしつつある「アヒル」。そしていつの間にかやってきた「アイガモ」などから一線を画して、いつも一羽でジッとしています。


ところが先日思わぬところにバリケンがいました。いつもジッとしている場所から200メートルも離れた場所です。初めて見た時から1年経っています。

(26.10.24撮影)


ジッとしている場合じゃないと悟り、行動を開始したのでしょうか。さらに水浴びをしているのを見た時は驚きました。

(26.10.27撮影)


ガンバレ、ガンバレ「バリカン」。いやいや「バリケン」。今後も名前を教えてくれた昭和生まれのオジサンと一緒にお友達でいようね。