暑い夏

今日の天気 晴れ


日中は相変わらず暑い日が続いています。既に暦の上では立秋が過ぎ秋風でも吹こうとしているようですが、現実は秋になるまでまだ時間がかかりそうです。
昨年同様、今年も「夏将軍様」も威張りくさって、いまだに日本の上空に居座りアチコチに「熱中症」の害を与えています。


先日、夏将軍様の管轄するお代官所にお願いに行ってきました。
「お代官様。おねぇゲェでございます。お代官様もご存知のように、こよみの上ではすでに秋がきているというのに、夏将軍様は一向に去る気配はありません。この暑さにウンザリしていますので、今すぐ日本の上空から立ち去るように夏将軍様に言って頂けないでしょうか」とドギマギしながらお代官様に申し述べました。
そして「この願いを叶えていただけたら、年貢は必ず期日にお支払いしますだ(注1)」と、幼いころ育った田舎の言葉を使ってお願いしました。
(注1 : 10月から市民税・県民税は年金から天引きされます)
お代官様は
「お主のわがままな申し出は困ったものじゃ。夏将軍様は直接の上司といえども畏れ多くて今まで話をしたことがない。まして夏将軍様にお願いするのは死んでもできぬことじゃ。今しばらく待てば涼しくなり、そのうち冬将軍様と入れ替わるようになるじゃろ」とテレビの時代劇風セリフで言いました。
お代官様は「年貢は納期限に納める」のは、国民の義務だと言わんばかりの顔をしていました。
僕は権力のある人には弱いので、涼しくなるまで待つことにしました。


5歳になる男の孫が遊びにやってきました。
「オジイチャンのオウチは外と同じくらい暑いね。セツデンチュウなの」とこまっちゃくれた言い方をしました。
「節電中」、こんな言葉どこで覚えるんだろう。
僕は慌てて「扇風機」の電源を入れました。扇風機は回りましたが、部屋の温度はあまり変わりません。
「オジイチャン、セツデンをやめてエアコンを使いなよ」と命令されました。
僕はすぐエアコンの電源を入れました。
「オジイチャンのエアコン、空気のでるところ開きっぱなしだね。ぼくんちは閉まるよ。新しいエアコンを買いなよ」と、また命令されました。
そんな孫もおもちゃの自動車をたくさん買ってもらって、新しいエアコンのあるお家に帰って行きました。




[袖ケ浦公園]
(カラスウリ)


















(ツユクサ)


















(マツヨイグサ)