確定申告に行ってきました。
特設会場は大勢の人が受付を待っていました。特に自分を含めてお年寄りの人が多く、収入は年金と思われる方たちのようです。


会社勤めをしていた時、深夜まで残業したり、休日出勤などしてお給料を頂戴して、その少ないお給料の中から税金を払い、さらに年金保険料を払って細々と生活をしてきました。
退職してこれで税金ともオサラバだと思いましたら、税務署から「毎度ォ有り〜」と言わんばかりに所得税の申告書が送られてきました。
「あの〜、年金だけの収入なんですけど税金は払わなくちゃいけないですか。税金はサラリーマンのとき、生活を切りつめ、家族にヒモジイ思いをさせながらも納税は国民の義務だと思い必死になって払ってきたのですが免除していただくわけには行かないでしょうか」。
そうしましたら「いやいや、この申告書をだすことにより、税金を払うことばかりではなく「戻って」来る場合もあります」と言われて、「それっ、医療費の領収書はどこだ、地震保険料の領収書はどこだと」と家中探し回りやっと申告書が出来上がりました。
ちょっぴり戻ってきます。自分のお金でも「戻ってくる」のは嬉しいものです。


これで一安心。ではありません。
この申告書を元に「市町村民税」を払うことになります。
この税金がまたバカ高い。所得税より払うことになります。
年金生活者」には「シニア割引」なんてものを採用してもらえないものでしょうか。
お年寄りは今まで税金をきちんと納め、市に貢献してきたのですから少しは敬う心が欲しいものです。