「いまどきの若いもんは」

今日の天気 曇り


昨日は冷たい雨。そして強風。その雨と風も午前中におさまりましたが、まだ、すっきりしない天気が続いています。
また、冬に逆戻りしたような寒さです。
そんな天気ですが公園の桜は蕾が膨らんで、二三日のうちに咲きそうです。


「いまどきの若いもんは」なんて言葉は自分が若い時によく言われたものですが、今は自分が言うようになりました。


「いまどきの若いもんは」その1
新聞にある作家の新刊文庫本が発売されると載っていました。待ちに待った文庫本です。単行本はすでに何年も前に発売されていたのですが、単行本はかさばるものですから、読みたいのを我慢して文庫本が発売されるまでジッと待っていました。
「出た」ということで、さっそく書店に行きました。大きな書店です。
大きな書店ですから、新聞に掲載されたその日に売り出されると思ったからです。
書店でその目的の本を探したのですが見つかりませんでした。「今月の新刊文庫本」と表示されている棚を何度も探してみたのですがやはり見つかりませんでした。
諦めて帰ろうとしたとき、若い女性店員が僕の前を通りましたのでその女性店員に尋ねました。
「××文庫で○○という本はないでしょうか。作者はダレダレです」と言いました。
そうしましたら『「今月の新刊文庫本」の棚はあっちとこっちにあって、その棚を探してみてください』と言われました。
「探しても見つからなかったから訪ねているんだけど」と言いましたら「探してもみつからなかったらありません」と女性店員は言い放ちました。
こんな店員がいるんですね。こんな経験は2度目です。「店長をだせ。どんな教育をしているんだ」と怒鳴りたい気持ちになりました。
こんな書店には二度と行きません。


「いまどきの若いもんは」その2
先日、JR品川駅で山の手線に乗りました。朝の通勤時間帯でもあり大変混雑していました。
電車の中ころに入りこんで、吊革につかまりました。僕の前にはこれもまた若い女性が座っていました。
その女性、やにわにバックの中から化粧道具を取り出し、化粧を始めたのです。これにはびっくり。
顔全体が映る大きな鏡を左手に持ち、右手に小さな棒状のブラシを持ち、そのブラシに液状の何かを塗りたくり、右側の「まつげ」を塗り始めたのです。あれよ、あれよという間に「まつげ」は黒くなり、「まつげ」は上向きになったのです。
その見事なこと。続いて左。いやいや驚いた。こんな混雑している電車の中で、そして大衆の前で、よくまあ、見事に化粧が出来るもんだと感心しながら驚きました。
女性の隣に若い男性が座っていたのですが「タヌキ寝入り」をしていました。
でもね。化粧は人の前でやってはいけませんよ。30分早く起きて自宅で化粧すればなんてことないのに。