さて、先日新宿まで出かけました。人と会うということもありましてスーツを着てネクタイを締めて出かけました。バスで品川駅まで行ってここで山手線に乗り換えます。
午前8時ころ、品川駅に着きました。乗降客で大変混雑していました。これが毎日繰り返されているのです。
JRの駅で乗降客の一番多いところは新宿駅で一日3.5百万人、次いで池袋駅が2.6百万人、品川駅は8番目で0.9百万人。
凄い人です。数年前、会社に勤めていた時はその中の一人で、人ごみの中にいてもそんなに疲れを感じませんでしたが、今はその人の流れを見ただけで疲れてしまいます。
構内を歩くにも一苦労です。人をかき分け、かき分けやっと改札口に辿りつける状態です。
あぁ、疲れた。
そんな中でふと気がついたことがありました。
朝ですから会社勤めの人が多く、男性はほとんどスーツにネクタイ。ところがネクタイピンがないのです。ネクタイピンを着けている人も数人見受けられましたが、9割以上はネクタイピンはありませんでした。


スタンプ台の上にネクタイが乗っかりネクタイを青く染めてしまうことはないのでしょうか。シュレッダーにネクタイが巻き込まれることはないのでしょうか。カレーうどんを食べる時、どんぶりの中にネクタイが入ってしまうことがないのでしょうか。
そんな自分の過去の失敗をふりかえり、心配になりました。
でも今は僕にはそのような心配もなくなりましたので、ネクタイピンを外しポケットの中に入れました。
そして、過去のことは忘れようと思いました。