幸せと不幸せ。

今日の天気 曇り時々晴れ。


朝方曇っていましたので今日は雨だと思いましたら、午後には陽が差してきました。これから夜遅く雨になりそうです。




朝7時に家を出て公園に行ってきました。雨が降ったら歩けないと思いましたので。時々、全く公園を歩く気がなくなるのですが、今日はどうして歩きたくなったのかわかりません。





公園の梅園、ここではウグイスが鳴いていました。母親の鳴き方の練習が厳しかったらしく、今朝はすこぶる元気で美声を張り上げていました。音程もしっかりしています。「ピピ、ホー、ホーホケキョ」。「ウ〜ン、なかなか上手」だと思いました。そして公園の近くに住む人たちは朝からこんな綺麗なウグイスの声で目覚めることができるなんてなんと幸せなことだろうと思いました。


しばらく池の周辺を歩いていると遠くからカエルの鳴き声が聞こえてきます。「食用蛙」です。この食用蛙の鳴き声は筆舌に尽くしがたいので省略しますが何しろビックリほどの鳴き声です。赤ちゃんが聞いたら「ヒックリカエル」くらい大きな声で鳴きます。「ウシガエル」というのが本来の名前だそうで鳴き声が「牛」に似ているからそういう名前になったそうですが。


別名「食用蛙」。その名のとおりこのカエルの後ろ足が食べられるようで、味は鶏肉のササミに似ているとのこと。フランス料理・中華料理に出されるようで食べて見たいような気になります。でも、この鳴き声からは鶏肉と同じようだといわれても敬遠したくなります。まして、このカエルの実物をみたらヒックリカエルどころか「卒倒」してしまいます。今ではこのカエルは実験用として流通しているようで是非食べて見たいと思った時は「下手物料理」を出す居酒屋を探す必要があるようです。初めて食べて人はよほど勇気があった人だと思います。


「ケロ、ケロ」とか「クワッ、クワッ」と鳴きますとカエルって可愛いなぁと親しみを持てますが、「グー、グウー、グワー」(筆舌に尽くしがたい鳴き声なのですが実感を味わってもらいたいと思いましてあえて文字にしました)という鳴き声は強烈な騒音でこのカエルに空手チョップ二三発くれてやりたい気持ちになります。食用蛙とガチョウの喉自慢が始まったらそれこそ大変です。


朝から食用蛙とガチョウの喉自慢が聞こえてくる近くに住む人たちは、なんと不幸せなことだと思いました。