待ち遠しい春

なつころも

関東地方に「春一番」が吹きました。でも、東北地方は雪、又雪。日本は長いのですね。春一番が吹いたからといって明日から暖かくなるかと言うとそうではなく、明日から又寒くなるそうです。もうすこし我慢ですね。

今日も公園に行ってきました。風が強く歩くのが大変でしたが、風の無いところもあり結構暖かく感じました。公園に渡ってきた鳥たちは、風のある時は波に揺られています。風がない時は、池の周辺にある岩などにとまっていて昼寝などしています。どうしてなんでしょうかね。風があるときほど、岩にしがみついていれば良いとおもうのですが。

今の季節。風がない時は本当に静かです。池の周辺も、そして丘も、全部茶色に染まっています。草木は今、春を待っている時期なので、緑色をしたところはごく限られています。蛇も冬眠中です。緑色したところは、菜の花畑だけで、渡り鳥に菜の花を食べられないように網をつけたのが効を奏して緑色が濃くなっています。やはり人間の知恵が勝ったようです。もうすぐ、緑色から黄色に変わるでしょう。春になると公園は黄色と緑色で埋め尽くされていきます。待ち遠しいですね。でも、春になると渡り鳥がいなくなって、寂しくなります。そして、池の主であるガチョウがのさばってくるのです。いつかチャンスがあったらガツンと言ってやろうと思っています。「余り、いい気になるなよ」って。

蛇は今冬眠中と書きました。今の時期は安心して歩けるのです。春の終わりから夏にかけて時々、蛇が道路を横断しているところを見ることがあります。青大将です。びっくりしますよね。蛇を見てしまうと木の根っこまで蛇に見えるから不思議です。いつもビクビクして歩くからですかねぇ。

こんなことがありました。蛇が崖の穴の中にはいったのでおっかなびっくり蛇の尻尾を棒で突っついたら、急に横の穴から顔を出したのです。それも僕の顔の真ん前の穴からです。蛇もびっくりしたでしょうけど、僕は飛び上がってびっくりしました。こちらが逃げました。今思うとあの時の蛇の顔を写真に撮っておけば良かったと思っています。蛇の顔を正面から見ることは無いでしょうから。時々、崖の穴を棒で突っつくのですが蛇は出てきません。蛇も懲りたのでしょうね。又、今年も穴を突っつくつもりです。そんなこともあって春が待ち遠しいのです。