一人ごと

梅祭り

今日の天気 午前中曇り勝ち。午後晴れで暖か。今日は公園を歩きました。朝方でしたので風が冷たく、午後から歩けば良かったと思っています。一旦家によりそれから又外出しました。外出する時は何回でもします。公園では「梅祭り」の準備で大忙しでした。

公園を歩いていたら、ガチョウと視線が合ってしまいました。ガチョウ11羽で作っている「ガチョウ友の会」メンバーの一羽です。もしかしたら、このガチョウがリーダーかも知れません。近くによってガチョウの目を見たことがありますか。ちょっと怖い目をしています。そのガチョウが僕に向かって言いました。
「持ってきたかい」。
「何を?」と僕は言いました。
「決まっているじゃないか。パンくずだよ」。
「そんなの持って来ないよ」と僕は言いました。
「たまには持ってきてくれてもいいじゃないか。ケチ」とガチョウは言いました。
僕はムカッとして言いました。「君たちに持ってくるくらいなら、自分で食べてしまった方がよっぽど良いよ」。

以前は時々ガチョウに食パンの耳をもってきました。美味しそうに食べます。アヒルとか他に沢山の鳥でいるのですが、人から餌を貰うときは他の鳥たちを威嚇して寄せ付けないようにし自分たちのグループが独占して食べます。ですからガチョウは他の鳥たちから嫌われているのです。食べ物を持って来る人の顔を覚えていて、その人が来るとガーガー言って早くよこせと催促します。ガチョウ仲間で最高に人気のある人は、公園を管理するおじさんで、餌を運んでくる人です。この人が来ると足音で分かります。近づいてくるとガチョウ11羽(ときたま12羽)は一斉にガーガーうなりだします。この声は公園の隅々まで行き渡り、騒音公害です。

僕が食パンの耳をガチョウにやっていた時、アヒルが寄ってきたのでアヒルにパンをやろうとしたら、アヒルに意地悪をするのです。アヒルを突っつき、あっちに行けという仕種をするのです。以後、ガチョウに見つからないようにしてアヒルに食パンをやっていたのです。又、こんなこともありました。デジカメでガチョウの写真を撮ろうとしたら、フ〜と言って僕を威嚇するのです。「いつも食パンをやっているじゃないか」と僕は言ったのですが、ガチョウは威嚇し続けるのです。ガチョウとの信頼関係が崩壊したのはこの時です。

そんなガチョウから食パンの催促です。なるべくガチョウと視線を合わせないようにしていたのですが、運が悪かったのですね。ガチョウはさらに悪態をついて僕にいうのです。
「君には愛鳥精神がかけているね。今の時期、池には食べるものがないんだ。時々、公園のおじさんが餌を運んでくるが、毎日じゃ無いからね。忘れているんじゃないかと思う時もあるよ。かわいそうだと思わないのかなぁ」。その話を聞いてちょっとカワイソウに思いましたけど、アヒルや他の鳥たちはもっとカワイソウです。そこで僕は言ってやりました。
「「ガチョウ友の会」を解散して、他の鳥たちと仲良くするんだったらパンを持ってくるよ。それから人間に余り媚びらないようにして頂戴」

そんなことを思いながら公園を歩きました。今日は退屈しなかったです。