鳥たちの事情

今日の天気 晴れ


寒い日が続いていますね。雲一つない快晴ですが、風が実に冷たく、僕の温かい心までが凍ってしまいそうな天候です。
でも、そんな中で自然界は春の気配を感じているのですね。梅があちこちで咲き始めました。




















春の気配を感じてなのか「ガチョウ」が珍しく歩道を散歩していました。と、思いましたらどうも仲間とはぐれてしまったようです。
池と歩道の堺に金柵があるのですが、どこでどう間違ったのか金柵途切れたところから出てきたようです。
散歩どころではないようで、はぐれた仲間たちを必死になって探しているのです。
以前、この池に住んでいる「カメ」を助けたことが何回もあります。今度は「ガチョウ」を助ける番です。
金柵のところどころに出入り口が設けられています。その出入り口を開け、ガチョウを池に戻してやりました。
ガチョウは「やっと一緒になれました。どうもありがとうございました」と言ってくれたのか、それとも「せっかく人間が歩く歩道というものを初めて歩いているのに、余計なことをしやがって」と怒っているのかわかりませんが、僕は寒風に負けないくらい心が温かくなり満足しました。「今日も良いことをした」って。



先だって、風の強い日がありました。
こんな日は渡り鳥たちは岸辺から離れ、水面に浮かんでいます。
渡り鳥たちには羽を休める場所が決まっているようで「カルガモ」・「オナガガモ」・「マガモ」などがそれぞれの場所に群れを作って浮かんでいます。
鳥の足が細いから強風が吹くと岩場にしっかりつかまっていることができないようです。それで水面に浮かんでいる方が安全なのかも知れません。


















(上の写真:オナガガモの集団)



















(上の写真:カルガモの集団)