「パンツ」のお話

今日の天気 曇り


東京は、まだ、あちこちに雪が残っていて、14日に降った大雪の影響がまだ残っているようです。千葉県にある我が町は、14日当日は少し積雪がありましたが、翌朝はすっかり溶けていて普段と変わらない朝でした。14日の成人式を迎えられた若人には思い出深い日になりました。晴れていたらもっと素晴らしい思い出になったのかも知れませが。


[パンツのお話]
「すっきり見えて。らく~に暖か。旬のパンツ登場」。ある衣料品店に掲げてあるポスター。ちょっぴり顔が赤くなり、昔見たことがある母親の毛糸のパンツを思い出しました。今はズボンのことをパンツというんだそうですね。


いつから「パンツ」が「ズボン」のことをいうようになったのかわかりませんが、パンツも欧米化してしまいました。アメリカでは通常ズボンのことを「Pants(パンツ)」というようですが、昭和前半生まれのオジサンには、パンツは下着という固定観念がしっかり頭にしみこんで離れず、そう簡単にズボンのことをパンツと言うことはできません。若い娘さんが「パンツ」と言うのを聞きますと何か妙に変なことを想像して赤面してしまいます。


下着のうち、下半身に着る物もパンツというのですが、ズボンなのか下着なのかどちらの意味でつかわれているかは文脈から判断しなければならないようで、また、日本語の発音では、パンツと平たく言えばズボンのことをいい、パンツとパを高く言えば下着のことを言い、微妙なところをしっかりと聞き分けることが必要のようです。


パンツとは、「2本に分かれた筒に片脚ずつを入れて穿く形のもの」をいうんだそうです。
確かにズボンにしても下着のパンツにしても2本に分かれた筒に片脚ずつを入れて穿いているんだけど、「パンツ」と言ったら「ズボン」のことか「下着のパンツ」かその場の状況により判断しなさいと言うのでは戸惑うばかりです。


家内との打ち合わせた結果、我が家では「パンツ」は「下着のパンツ」ということに決めました。



(袖ケ浦公園の日本水仙)