午前中曇り。このまま曇りのままかと思いましたら、午後には晴れてきました。
やはり、太陽が顔を出すと気持ちが晴れ晴れします。
今の時期、公園にはカルガモがたくさん飛来しています。昨年より多く感じます。昨年の冬、この公園で越冬したカルガモがあまりにも住み心地がよかったので「今年は袖ケ浦公園に行ってみないかい」と、まだ公園で過ごしたことがないカルガモに声をかけたのかも知れません。
カルガモは温かい陽の下で波に揺られて日光浴をしているようです。来春までゆっくり過ごしてください。



今日は珍しく公園につくまで交差点の信号は全部青でした。交差点は6ヵ所あるのですが、いつもなら必ずどこかの公園で赤になるのですが今日に限って実に珍しいことです。
「ラッキー」と心で叫び、宝くじでも買おうかと思ったのですが「いや、待てよ」と、一瞬、不安になりました。
「もしかしたら信号を無視して突っ走ってきたんじゃないか」と思ったのです。
家内が同乗していたのですが、家内は信号無視して走ると必ず「キャーッ」と悲鳴を上げる性質なので、今日はそんなオゾマシイ悲鳴も聞こえなかったので大丈夫だと思ったのですが、安心はできません。
何しろ、僕と家内は近頃物忘れがひどく、先日も駐車場に車を止めて買い物をして駐車場に戻ったきたら、どこに自分の車を止めたのかわからなくなり「それ、あっちだ。こっちだ」と30分も探しました。
そんなこともあり、自分の頭と家内の頭に何か変化がでてきたようで、それぞれ自信を失いつつあります。そういえば、昨夜の夕ごはん食べたっけかなぁ。家内に尋ねましたら「食べましたよ」と言いましたが、何を食べたのか言いませんでした。
白バイが後から追っかけて来なかったので大丈夫だと思っているのですが。


公園を歩いていますと手をつないだ老夫婦とすれ違いました。
「素敵なご夫婦ね」と家内が言いました。僕は「日本人は公衆の面前で手をつないで歩くのはみっともない」と思いました。
「私たちも手をつないで歩きましょうよ」と家内が言いましたが、僕は「とんでもない。幼稚園児じゃあるまいし」と家内に言おうと思いましたが、うっかり本音を言ってしまいますと晩御飯が食べられなくなりますので「手をつないで歩くと、僕が介護されて歩いていると思われるから」とやんわり断りました。家内は二度と「手をつないで歩きましょうよ」とは言いませんでした。
カルガモはチラッと家内の顔を見て、飛んで行ってしまいました。