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今日の天気 曇り
















今日の天気予報では、穏やかな晴れと言っていましたが、トンでもありません。
寒くて「ラクダの股引」を履きたくなるくらい寒い日でした。「穏やかな晴れ」と言った天気予報士は、暖かな部屋でヌクヌクとしているかと思うと癪です。
天気予報士が謝っても暖かくなるわけでもありませんが、天気予報の晴れと言うのを信じて体の毛穴を最大限に開き、暖かな空気を体内に入れようとしたら逆に冷たい風が吹いてきちゃ、寒さも一段と身にしみ「ラクダの股引」を二三枚重ね着したくなる身にもなって貰いたいものです。
年金生活で懐は相変わらず寒く、せめて暖かい空気に触れようと期待していたのですが、実に残念なことです。


天気予報とは関係ないのですが、近所の人と忘年会をやりました。
歳をとってきますと一年、一年が大事なので「忘年」したくなかったのですが、屁理屈より日本人の慣習だと言われやむなく慣習に従いました。
忘年会の二次会は「カラオケ」です。このカラオケ、なかなかの曲者です。必ず一曲は歌えというこれもカラオケの慣習らしく、強制的です。そして指名された人は「この歌はうたったことがない」とか「練習のつもりでうたいます」とかなんとか言い訳をしながらマイクをがっちりつかみ、そして小指を立てながらうたいます。
言い訳をした人ほど上手なんですね。言い訳をしないですぐ歌い出す人は音程が外れて、雰囲気を盛り上げてくれます。いろいろな人がいるものです。
2時間歌い続け、カラオケ代は一人180円。こんなことで商売が成り立つのかと心配になってきました。自分の懐具合はさておき、このカラオケ屋さんに「大丈夫?」と声をかけたくなりました。


日が暮れるのが早くなってきました。そういえばそろそろ冬至です。
この冬至の日は、北半球では太陽の高さが一年中で最も低くなり、そのため昼が一年中で一番短く、夜が長くなります。
冬至の日にかぼちゃを食べて金運を祈り、柚子湯に入って無病息災を祈るのが慣習となっていますが、
祈ってばかりで、一向に金運に恵まれたことはない過去の経験から今ではかぼちゃを食べることもなくなり、柚子湯に入ることもなくなりました。
ただ、うれしいことは冬至の翌日から少しずつ昼が長くなります。これがうれしいのです。気分的に春が一日ずつ近づいてくるように感じます。
でも、これからは「ラクダの股引」が必要な時期です。昨年お世話になった愛用の股引。これから整理ダンスの中をさがしてみようと思っています。ラクダの股引なんてもカラオケと同じく日本が発明したものでしょうか。ありがたいものです。