純真な心はどこに

今日の天気 曇り
















朝方雨が降っていました。今日も早く起き、門のところまで新聞を取りに行きました。一年中で一番夜が長いときですから、まだ外は真っ暗です。午前五時。まだ皆は暖かい寝床の中です。
と、その時近くで足音がしました。「エッチラコ、エッチラコ」という歩き方です。暗闇の中に浮かんできたのは大きなものをもって歩いている男性です。「ウワッ。泥棒」。夜も寝ないで働いている泥棒と一瞬思いましたが、服装がパジャマで、それに履いているのがサンダル。
何のことはありません。我が家の前にあるごみ集積場に家財を捨てに来たのです。相手もびっくりしたでしょうね。門の前に人が立ってジッと見ているのですから。お互いにびっくりした出来事です。


「柱のない家を建てました。さてこの家で注意しなくてはならないことはな〜んだ」
  答え「柱がない→柱ない→はしらない→走らない」ことで〜す。
それでは二問目
「難しい問題が出ました。でも、東京都内に住んでいる人が全部正解しました。どこの区に住んでいる 人でしょうか」
  答え「全部解く→皆解く→みなとく→港区」に住んでいる人です。
続いて三問目
「親不孝な子供はだれでしょうか。小学生の子供・中学生の子供・高校生の子供・大学生の子供」
  答え「高校生の子供→高校生→こうこうせい→孝行 せい(孝行してくださいの意味)
全問正解者にはサンタクロースのオジイチャンから素敵なプレゼントをもらえます。これは孫が通っている保育園のクリスマス会で行われた父兄宛の「クイズを当て、素敵なプレゼントをもらおう大会」の問題です。
さて、何問正解しましたか。全問正解のプレゼントは「ハワイ旅行」でなかったのは確かです。


孫はサンタクロースがいると信じています。そしてクリスマスの日にサンタクロースがプレゼントを持ってくると信じています。純真な心を持っています。
僕は長く生きてきたせいか、小さいときあった純真な心はいつの間にか真っ黒に汚れて不純な心になってしまい、大きな袋をかついでいる人を見ると「泥棒」と思うようになりました。
今朝も暗い中、重たい家具をエッチラコ、エッチラコと捨てに来たおじさんを泥棒と勘違いをしたくらいですから。
孫が自分と同じ歳になるまで紆余曲折の人生を送るんだろうか。「大きな袋」→「泥棒」なんて考えてもらいたくないですね。
「大きな袋」→「サンタクロースからの贈り物が一杯」。素直に育って貰いたいものです。