「お大事に」

h-kawa06192006-06-03

今日の天気 曇り


天気予報では一時雨とのことでしたが、何とか曇りのまま行きそうです。ちょっと涼しくて長袖を着ていないと風邪でも引きそうです。でも、すでに風邪気味。昨夜、毛布を蹴っ飛ばして寝ていたようで、涼しくて目がさめた時、トドのような自分の寝姿をみてサメザメと泣きました。暫し泣いたあと、ソッと毛布をかけて寝ました。今朝起きた時、トンでもない時間に泣いたせいか目が腫れぼったく、そのうえ喉が痛くなっていました。風邪の前兆です。


「お大事に」。病院関係者の患者に対する挨拶です。
会社勤めをしていた時、上司から指示が出ると「ハイ、かしこまりました。すぐ、やらせて頂きます」と素直に従い、文句の一つも言わずあの人は「典型的なイエスマン」と評判がたかかったものですが、退職後はその反動で反抗的になり、性格も歪んできました。他人のことば尻を捕まえて「あの言い方はおかしい」とか「アイツは気にくわない」とか自分でもアッと驚くほどの下品なことばを発するようになりました。        だんだんひねくれてきたもんですから、昨夜、目が覚めたときついでに自分の臍をみてみました。臍が曲がっていないかを調べようとしたのです。そうしましたら、自分の臍が見つからないのです。内臓脂肪でびっしりのお腹が臍を隠していたのです。その盛り上がったお腹をかきわけてやっと臍にたどりつきました。お蔭様で臍はまだ曲がっていなかったのですが、臍をすぐ見つけられなかった悲惨な姿にサメザメと泣き、マクラを汚してしまったのです。


アレッ、ナンの話をしているんでしたっけ。そうそう「お大事に」と病院の挨拶です。
この挨拶、ひねくれかかってきた自分の性格では「どうも心配してくれてありがとう」と素直に挨拶を返すことが出来ないのです。「何をお大事にすりゃいいんだ。今罹ってする病気それとも体のこと」。「体のことなら「お大事に」と言って患者任せにしないで早く治して頂戴。治ったら体をそちらから言われなくても大事にするから」。なんてぶつぶつ言いながら病院から帰ってきました。今日は二つの病院をハシゴしました。これからの僕の人生。頑固者になるかそれとも丸みを帯びた性格になるか、とっても心配しています。そのうち「頭をお大事に」なんて具体的に挨拶されるかも知れません。