北海道 登別そして白老ウポポイ 第7日目 7月10日

7月10日(月)【第7日目】

昨日は登別に泊まりました。温泉で有名な所です。

登別温泉は、1つの温泉に多彩な泉種を持つ温泉で、登別温泉のいたるところから源泉が沸いています。その多くは約1万年前の火山活動により生じた地獄谷からの湧出です

中学生の時、修学旅行できたところで、大食堂で食事をしていた光景が思いうかび懐かしい場所です。夜、土産店をみてまわりましたが、観光客は少なく、以前のようなにぎやかさはありませんでした。

朝早く、地獄谷を見学してきました。

〇地獄谷入り口

〇地獄谷

 

 

これから苫小牧に向かいます。苫小牧から茨城県の大洗までフェリーを利用するためで苫小牧発午後6時45分発です。

途中、「白老」によりました。

白老とは、アイヌ語で「虻(あぶ)の多いところ」と言う意味の言葉「シラウオイ」からきたと言われています

2020年7月12日、白老町ポロト湖畔に先住民族であるアイヌの文化振興等に関するナショナルセンターとしてウポポイ(民族共生象徴空間)がオープンしました。

ウポポイの主な施設としては、先住民族アイヌを主題とした日本初の国立博物館である「国立アイヌ民族博物館」、体験型フィールドミュージアムとして、古式舞踊の公演や多様な体験プログラムを通じてアイヌ文化を体感できる「国立民族共生公園」、またポロト湖東側の高台にはアイヌの方々による尊厳ある慰霊を実現するための施設があります。

〇白老 ウポポイ

〇コタン広場

〇伝統的コタン

〇ポロト湖

 

〇余談でここだけのお話にしておいてください。

 今から56年前の昭和42年に白老を訪れています。

結婚してまもなく白老で家内とアイヌの民族衣装を着て写真を撮りました。     この写真をコタンに住む人に見せたところ非常によろこばれ、新たに記念写真を撮ってきました。あれから56年。いつしか白髪になり、体形はすんなりしていたのに今はずんぐり。

〇若いって素晴らしい

〇あれから56年、今は「幸齢者」

1967年(昭和42年)には白老町立による「白老民俗資料館」(現在のアイヌ民族博物館旧館)が開館したときです。

 

苫小牧に出発5時間前につきました。

本日の走行距離 56㎞

午後6時45分。商船三井フェリーさんふらわあ」は静かに北海道を離れました。

初めての航路です。両親、弟がなくなり、高齢の姉一人がすんでいる北海道。また北海道にくることがあるだろうか。この航路を利用するのは最初で最後のような気がします。

波静かです。今晩はゆっくり寝られそうです。