■ - 袖ケ浦公園時々散歩

ネコ「吾輩は野良猫である。名前はまだない」

僕「偉そうに改まって言われなくてもわかりますよ。公園で一日中ぶらぶらして寝てばっかりいるんだから、
ちびっ子にもわかりますよ。誰が見たって同じネコ科に属する百獣の王、ライオンには見えません。
それに名前はまだないといいますが、人間は適当に名前を付けていますよ。
猫たちは知らないと思うけど「ノラ」とか「シロ」とか「アカ」とか野良猫にふさわしい名前を付けています」。

僕「あぁ、それから近頃野良猫の評判がよくありません。新聞にでていたんだけど野良猫にかまれて死んだ人がいるんだそうです。
猫がマダニからうつるウイルス性の重症熱性血小板減少症候群という長ったらしい名前の病気を発症し、
その猫にかまれた女の人が死んだんだって。これから慣れ慣れしく人間に近づかない方がいいと思うし、人間も野良猫に
『あら可愛い』なんて近寄ってこないかもしれないよ」

ネコ「猫が病気を媒介しているなんて怖いですね。毎日お風呂に入ってさっぱりしたいんだけど、これから毎日、
毛づくろいを欠かさずやって、マダニに刺されないようにしますよ」

僕「ところで毎日暑い日が続きへたばっているようですが、この暑さをどうやって乗り切っていくつもりですか。
僕はこの夏、扇風機と団扇で昔ながらの方法で風を起こし、テレビの高校野球に集中して暑さを乗り切るつもりです。
それと自然の風を求めて公園を散歩します。(ご参考　id:h-kawa0619:20170725 『夏休み袖ケ浦公園の自然観察』)
また時々、近くのスーパーに出かけて涼んできます」

ネコ「お金もちの人は夏になると軽井沢なんて避暑地にでかけるようですが、
スーパーが避暑地なんて経済的に恵まれていないんですね。宝くじが当たるようにお祈りしています。
ネコたちもそれぞれ暑さに耐えて過ごしています」。

ネコとの楽しい会話を終え、公園にいるネコたちの姿を写真に撮りました。

一日中寝ているであろうと思われるネコもいれば、草むらで過ごすネコ。集団で畑の真ん中で寝て過ごすネコ。
地上よりちょっぴり涼しい風を求めて木の上で過ごすネコ。駐車場のカラーコーンのちっちゃな影ができているところで寝ているネコ。
木登りが嫌いで狭い切り株の上で過ごすネコ。いろいろいました。

(暑い、暑い夏の過ごし方)