小心者

シラン

今日の天気 雨のち晴れ。朝方、寒くなかったですか。我家では朝方の一時ですが、石油ストーブが活躍しました。午後からはこれまた変な気候ですっかり春の気候に戻り、半袖でも欲しいくらいの温度になりました。


さて、昨日はわが町、袖ケ浦港にクジラが姿を見せたということを書きました。このクジラ、国際条約で保護されている貴重なクジラだそうで、人間の世界ですと貴賓に当たるようなクジラです。種類は「コククジラ」。ひげクジラの一種なんだそうで体調は約7メートル。体の色は灰色で頭部や鰭には無数のフジツボやクジラジラミがついた独特の姿です。コククジラの餌は海底の砂や泥にすむ底生動物で、からだを海底の砂にこすりつけるようにして砂や泥をすくい取り、クジラヒゲで濃しとって食べるんだそうです。人間の世界でも同じですが、いろいろなクジラがいるものですね。


さて、このクジラ君。今日は姿を見せなかったようで、見物客はがっかりしたでしょうね。午前中は雨で寒く、午後は晴れて見物客は多く押しかけたのではないかと思うのですが、待ちくたびれた挙句、とうとう見ることが出来なかった。こんな時は本当にがっかりしますよね。昨日は見ることが出来たので、その時に「もう、二三日滞在して行くよう」お願いしたのですが。海底にはもう食べ物がなくなったのでしょうか。それとも東京湾全体が汚染されているので、苦しくなって逃げ出したのでしょうか。今日の見物客には申し訳ないのですが
そうであって欲しいと思っています。こんなところにいたら、体力を消耗して生息地であるオホーツク海に戻ることは出来ないと思いますよ。


それにしても千葉県の鴨川に現れたアザラシ「カモチャン」、わが町に現れたクジラ君。珍客が続きますが、何かの前ぶれでなければいいのですが。小心な僕は変なことをいつも思っています。