クジラウォッチング

クジラの見物客

今日の天気 曇りのち雨。昨日より少し寒くなりました。半袖姿の人を見かけましたが、寒そうでした。今日の天気予報見なかったのでしょうか。それとも格好良く見せるため痩せ我慢をしているのでしょうか。


わが町「袖ケ浦港」に突然クジラが現れました。これは昨日のテレビニュースで知りました。現れた場所は時々「おにぎり」を持って海を見る場所で良く知っているところです。こんな所にクジラが、と半信半疑でした。好奇心がウズウズしてきましたので、見物して来ようとしたのですが、辺りはもう暗くなっていましたので「クジラさん、どうかまだ二、三日袖ケ浦港に滞在してください」と願い、昨日は行くことを断念しました。


今日、早速行ってきました。場所は昨日と同じ場所のようです。取材のヘリコプターが上空に舞っていましたのですぐ分かります。現地に到着するとすでに見物客の自動車がずらりと並び、それにテレビ取材陣の自動車もあります。大変な人出です。それでも昨日より見物客は少ないとのこと。昨日は子供の日で休日でしたので。


今日は風があり、白波が立っています。クジラを見ることが出来るかなぁと心配したのですが、いました。いました。
時々、海中から浮き上がってくるのです。背中しか見ることができなかったのですが感激です。ところどころで拍手が沸きあがります。5分から10分間隔で海中から姿を現します。広い海のどこの場所に姿を現すのか分かりませんし、それに白波が立っていますので見失うこともありますが、大勢の見物客ですので誰かが発見します。「あそこだ」という声とともに指を指しますので、その方向を見るとクジラはいます。


最初にクジラを発見したのは誰でしょうね。釣り人でしょうか。話は少しそれますが、事件、事故などが発生した場合、「××に詳しい人」とか「大学教授」だとか「評論家」だとか、テレビ、新聞などに出るときがあります。「ヘーッ、こんな人がいるんだ」といつも感心するのですが、このクジラについても詳しい人がいるもんで、その人に聞いてみました。
その詳しいらしい人は毎日クジラを見物に来ているとのこと。このクジラは2週間程前に発見されたそうです。その間、JRの事故などがあり、クジラ発見の報道が遅くなったようです。昨日は2分間隔で姿を見せて愛嬌を振りまいて、見物客を喜ばせていたとか。今日はなかなか出てこないのは、恥ずかしがっているのでょう。とのコメント。


チョー暇なオジサンは、午後も又見物に行ってきました。風が一段と強くなり、ぐっと冷えてきましたが、クジラは相変わらず悠々と泳いでいるように見えました。まだ、一度も見ていない人の為に、まだ、まだ、袖ケ浦の港にいてくださいね。と念じつつ、二度目のクジラウォッチングを終えました。