公園の自然観察

今日の天気 晴れ


先日の台風8号。九州に上陸し、その後、関東に海上を東に進み、我が町の近くの千葉県富津市に再上陸。関東地方は風の強い状態が続くとの予報でした。しかし、どうしたものか風はなく、雨もあまり降りませんでした。台風は「挨拶なし」で我が町を通りすぎ、関東の東の海上温帯低気圧に変わりました。


読売新聞の編集手帳(2014.6.24)にこんな詩が掲載されていたのを思い出しました。
『おならは えらい』 まど・みちおさん作
おならは えらい
でてきた とき
きちんと あいさつ する
(嗅覚からは、挨拶しないオナラほど罪の深いものはない。と出ていました)

考えてみますと、台風8号は挨拶なしで通り過ぎて行った(被害なし)のは、偉かったかも知れません。



もうすぐ子供たちは夏休み。でも、宿題がでるから楽しんでばかりいられません。そこで「オジサン」(年齢から言いますと「オジイサン」ですが)は、いちはやく子供たちの宿題のお手伝いをしようと公園の自然観察に出かけました。良い子のみんなはマネをしても大丈夫ですよ。


1.「アメリカザリガニ釣り」


釣竿は、そのへんに落ちている木の枝で間に合います。
枝の先にタコ糸などを結び付け、糸の先にスルメ、煮干しなどを括り付けます。ザリガニは巣穴に侵入してきた外敵に飛びつくと習性がありますので、巣穴を見つけることが大事です。

ザリガニを釣った写真ですが、子供の嬉しそうな顔、そしてエサのスルメを離そうとしないザリガニの必死さが伝わってきます。頭の良いザリガニは釣竿が引き上げられたとき、エサを離したので助かりました。


バケツの中にはエサを離さなかったザリガニが沢山いました。


アメリカザリガニ釣りに挑戦してみましょう。何匹釣れるかなぁ。


2.「カマキリ」


カマキリの顔は正三角形です。本当かどうか測ってみましょう。でも、カマキリは挑戦的ですので注意が必要です。遠くから観察するだけでもカマキリの特徴がわかります。


3「カタツムリ」


昨年はカタツムリを見つける事はできませんでした。今年は何故か、簡単に見つけることが出来ます。下の画像は「ちびっ子カタツムリ」です。雨が降っているときどこからか這い出てきます。カタツムリは殻を作るためカルシウムを必要とするため、カルシウムを含んでいるコンクリートに集まります。写真は、コンクリートの柵に、集まってきたちびっ子カタツムリです。

タツムリは右巻き・左巻きがあります。さて、どっちだろう。観察してみよう。(殻の口が右にあれば右巻き)