公園にちっちゃな春が来た

今日の天気 曇


日差しに春を感じるようになりました。近頃の天気は晴れた日の翌日は曇、そして雨。その次の日は晴れと定期的に変わって行きます。「春に三日の晴れなし」と言われていますが、本当にそのとおりです。昨日は晴れ。ということは今日は曇。窓を明けて空を見ると案の定、空にはどんよりと雨雲が浮かんでいます。


公園に「ツクシ」が生えていました。寒い、寒いと思っていても自然界は春の暖かい日差しを感じ、芽を出してきたのでしょう。


むかし、むかしのお話です。小学何年生の頃か忘れてしまいましたが、先生から「春はどこからくるのでしょうか」と質問され、僕は、雪が溶けた(その頃、北海道に住んでいました)山を指さし、「ハイ、あの山から春が来ます」と答えました。先生は「△△君(僕の名前)は詩人だね」と大変褒めてくれました。今、思いますと先生の質問に対する答えは当たっていたかどうかわかりません。が、先生は褒めてくれました。先生から褒められたことって、一生涯忘れられないものです。先生から褒められてすぐ詩集を読んで勉強すれば、今頃は有名な詩人になっていたかも知れません。「先生に褒められて嬉しかった」とその場限りで終わってしまったのが、普通のサラリーマンになって定年退職を迎えた今の僕です。長い人生をふり返ってみますと、小学生の頃が僕の人生の分かれ目だったような気がします。



(公園の春は梅から)

(オオイヌノフグリ)

(ツクシ)

(ネコヤナギ)

(ナノハナ)