目からうろこが落ちる

今日の天気 晴れ


今日は美空ひばりさんの命日。52歳で世を去り、没後22年経ちます。
月日の経つのは本当に早いものです。
美空ひばりさんはたくさんの歌を遺してこの世を去りました。


(「リンゴ追分」の思い出)
僕が小学生の頃、美空ひばりさんが歌つた「リンゴ追分」がラジオから聞こえて来ました。この歌を聞いたとき、もう一度聞きたいと思いました。そうしましたら、アナウンサーが「リンゴ追分のリクエストが多いのでもう一度かけます」と言ってすぐかけてくれました。
今でも(孫が5人いるオジイチャンですが)この「リンゴ追分」を聞きますと、当時のことを思い出します。


(やっと疑問が解消した「お祭りマンボ」)


お祭りマンボ1952昭和27年
原 六朗 作詞/作曲


♪私のとなりのおじさんは
神田の生まれで チャキチャキ江戸っ子
お祭りさわぎが大好きで
ねじりはちまき そろいのゆかた
(途中省略)


おじさんおじさん 大変だ
どこかで半鐘が なっている
火事は近いよ 「すりばん」だ
何をいっても ワッショイワッショイ
(「 」は僕が付けました)
(以下省略)♪


この「お祭りマンボ」の歌も小学生の頃、聞いた歌です。
この歌詞にあります「すりばん」の意味が分からず、初めて聞いた小学生の頃から孫5人もいるオジイチャンになるまで悩んでいました。
国語辞書で調べてみたのですが、掲載されていませんでした。
先日、山本一力さんの「あかね空」202ページ(文春文庫)を読んでいましたら、そのなかに「突然、仲町やぐらの半鐘が連打(すりばん)を打ち鳴らした。」とありました。


「目からうろこが落ちる」とはこのこと。それで少し値段の高い国語辞書で調べたところ、「擦り半」とは「擦り半鐘」の略。「擦り半鐘」とは半鐘を続けざまに激しく打つこと。と出ていました。
「火事は近いよ「擦り半」」だと漢字で表示されていれば、オジイチャンになるまで悩むことはなかったかも知れません。
いっとき「スリー番」と解釈して、敵性語と漢字で「三番地」の意味ではないかと思ったこともありました。「火事は近いよ。(お隣りの)三番(スリー番地)」。
これで疑問がなくなり、スッキリしました。
今日、これから美空ひばりさんを偲んで「お祭りマンボ」を聞いてみたいと思います。


小さい頃、半鐘をみたことがなかったなぁ。



(アジサイとカタツムリ)

















(アジサイとトンボ)

















(ネジバナ)