1万年後のお話

今日の天気 曇り時々雨



九州のあちこちに梅雨の被害が出ています。今年の梅雨は雨が少ないなんて書いてしまいましたが、これは千葉県のことで、九州で梅雨の被害にあわれた方々のことを思いますとなんと軽々しく書いてしまったと反省しております。
お見舞い申し上げます。
台風4号も近づいて、今以上に被害が広がらないように祈るのみです。





雨の中久しぶりに公園を歩いてきました。
いつの間にか蝉が鳴き、そしてムクゲが咲き、昼顔が咲いて公園はすっかり夏らしくなっていました。
雨が降っていましたが、時々、晴れ間も見えます。風もなく上池にはアヒルとカモが仲良く、ノ〜ンビリ泳いでいます。
「オーイ、アヒル君、今日は涼しくて過ごしやすい日だね。カモ君と仲良くどこにいくの」。
そんな言葉をかけてやりたいくらい、二羽の鳥はゆっくりと泳いでいました。





しばらく歩いていますとまたカメに会いました。
今までは大きいカメか、卵から孵化したばかりの小さなカメに会うことが多かったのですが、今度は中くらいのカメです。元気の良いカメです。つまみ上げますと手足を動かし逃げようと暴れます。
その写真です。昔「ガメラ」という映画を観たことがあります。ガメラが空を飛んでいるようでしょう。
カメは万年生きると言われていますが、それが本当ならばあと9990年近くも生きていく若いカメです。
本当にカメは1万年も生きているものでしょうか。誰か数えた人がいるのでしょうか。
カメは自分の年齢を数えることができないでしょうから、甲羅に今日の日付でも記入しておこうかと思ったのですが、生憎と筆記用具を持っていませんでしたので諦めました。
今度公園を歩くときはマジックペンでも持って歩き、カメを見つけたら甲羅に発見した日付と発見者の名前、年齢、住所などを書いておこうと思っています。
1万年後(本当に生きているかどうかわかりませんが)にこのカメが発見された時、甲羅に書かれた名前を見て「こいつは誰だ」と評判になるかも知れません。
その時は、僕は再びこの世に生れていて「どこかで見たことがある名前だなぁ」なんて思っているかも知れませんね。